mxCreateCellMatrix (C および Fortran)
2 次元 cell 配列
C 構文
#include "matrix.h" mxArray *mxCreateCellMatrix(mwSize m, mwSize n);
Fortran 構文
#include "fintrf.h" mwPointer mxCreateCellMatrix(m, n) mwSize m, n
引数
m
行数
n
列数
戻り値
作成された mxArray
へのポインター。スタンドアロン (非 MEX ファイル) アプリケーションで失敗した場合、C では NULL
(Fortran では 0
) を返します。MEX ファイルで失敗した場合、MEX ファイルは終了し、制御は MATLAB® プロンプトに戻ります。関数は、mxArray
を作成するのに十分な空きヒープ領域がない場合、失敗します。
説明
mxCreateCellMatrix
を使用して、m
行 n
列の 2 次元 cell mxArray
を作成します。作成された cell mxArray
にはデータが与えられていません。C では、mxCreateCellMatrix
が各 cell を NULL
に初期化します (Fortran では 0
)。データを cell に配置するには、mxSetCell
を呼び出します。
mxCreateCellMatrix
は mxCreateCellArray
と同一ですが、mxCreateCellMatrix
は 2 次元の mxArrays
のみを作成できるのに対し、mxCreateCellArray
は 1 より大きい任意の次元の mxArrays
を作成できるという点で異なります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入