MathWorks 製品のアンインストール
製品の対話的アンインストール
MATLAB® の現在のコピーを別のコンピューターに移動するには、現在インストールされているコンピューターからアンインストールしなければなりません。この場合、ソフトウェアのアクティベーションを停止しないでください。その後、MATLAB を別のコンピューターにインストールすることができます。
有効なライセンスがなくなり、単純にコンピューターからソフトウェアを削除する場合、アクティベーションを停止してからインストールを削除することを推奨します。ソフトウェアのアクティベーションの停止の詳細については、インストールのアクティベーションの停止を参照してください。
このプロセスについてサポートが必要な場合は、サポートにお問い合わせください。
MathWorks® ソフトウェアをコンピューターからアンインストールする方法は、プラットフォームによって異なります。
Windows システム上の製品のアンインストール
コンピューターから MathWorks 製品をアンインストールするには、次を行います。
MATLAB を終了します。
以下のいずれかの方法を使用して、アンインストーラーを起動します。
Windows® 10 を実行しているコンピューターでは、[MATLAB R2022a] に移動してこのフォルダーを開きます。フォルダー内の MATLAB を右クリックし、[アンインストール] を選択します。
Windows 7 を実行しているコンピューターでは、[スタート] メニューをクリックし、[コントロール パネル] を選択します。[コントロール パネル] の [プログラム] カテゴリから、[プログラムのアンインストール] を選択します。表示されている製品リストから [MATLAB R2022a] をクリックします。
MATLAB のインストール時に既定のフォルダーを選択した場合は、
C:\Program Files\MATLAB\R2022a\uninstall\bin\win64
に移動します。別のフォルダーにインストールした場合は、代わりにその場所に移動します。アンインストーラーの実行可能ファイルuninstall.exe
をダブルクリックします。
アンインストーラーのプロパティ ファイル (uninstaller_input.txt) を使用してアンインストーラーを非対話的に実行する方法については、製品の非対話的アンインストールを参照してください。
[製品のアンインストール] ダイアログ ボックスで、削除する製品を選択し、[アンインストール] をクリックします。
MATLAB を選択すると、他のすべての MathWorks 製品が自動的に削除されます。
アンインストールしようとしている製品に、別の製品が依存していることを知らせるメッセージが表示される場合があります。たとえば、ほとんどの MathWorks 製品には MATLAB 製品が必要です。メッセージを閉じて製品の削除を続行するには、[OK] をクリックします。削除する製品を変更するには、[キャンセル] をクリックします。
MATLAB のユーザー基本設定も削除する場合は、[MATLAB の基本設定ファイルのアンインストール (コマンド履歴を含む)] チェック ボックスをオンにします。既定で、アンインストーラーはこれらの基本設定ファイルを削除しません。MATLAB 基本設定ファイルには、コマンド履歴、ヘルプのお気に入りなどの環境設定が含まれています。MATLAB 基本設定ファイルの保存場所を見つけるには、次の例に示すように、MATLAB プロンプトで
prefdir
コマンドを使用します。prefdir ans =C:\Users\username\AppData\Roaming\MathWorks\MATLAB\R2022a
には、このコンピューターで MATLAB を実行するユーザーの名前 (ログイン名) が入ります。username
(オプション) ダウンロードのアーカイブ ファイルを削除するかどうかを選択します。MATLAB インストール フォルダーにダウンロードした製品のアーカイブ ファイルが含まれる場合は、これらのアーカイブ ファイルを削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。これらのアーカイブ ファイルは、インストールの
フォルダーに保存されています。これらのファイルを削除するには、[はい] をクリックします。matlabroot
\archives削除を続行するには [アンインストール] ボタンをクリックします。アンインストーラーでは、操作の進捗状況が表示され、操作が完了するとダイアログ ボックスが表示されます。[終了] をクリックしてアンインストーラーを終了します。MATLAB をアンインストールする場合は、インストールのアクティベーションの停止を推奨するメッセージがダイアログ ボックスに表示されます。アクティベーションの停止の詳細については、インストールのアクティベーションの停止を参照してください。
Linux システム上の製品のアンインストール
MATLAB プログラムを終了します。
Linux プロンプトで次のコマンドを入力します。ここで、
は最上位の MATLAB インストール フォルダーの名前を表します。matlabroot
rm -rf matlabroot
macOS システム上の製品のアンインストール
MATLAB をアンインストールするには、次を行います。
macOS コンピューターの管理者アカウントのユーザー名とパスワードを取得します。MATLAB ソフトウェアをインストールした場所に応じて、削除には管理者権限が必要な場合があります。
MATLAB を終了します。
MATLAB インストール フォルダーに移動します。たとえば、インストール フォルダーは
Applications
フォルダー内でMATLAB_R2022a.app
のような名前が付けられています。MATLAB インストール フォルダーをゴミ箱にドラッグし、[Finder] メニューの [ゴミ箱を空にする] を選択します。
ソフトウェアのアクティベーションを停止するには、インストールのアクティベーションの停止を参照してください。
製品の非対話的アンインストール
アンインストーラーを非対話的に実行するには、次を行います。
アンインストーラーのプロパティ ファイルを作成します。
MATLAB インストール フォルダーの
uninstall
フォルダーにある、uninstaller_input.txt
という名前のアンインストーラー プロパティ ファイル テンプレートをコピーします。たとえば、Windows コンピューターでは次のコマンドを実行します。copy matlabroot\uninstall\uninstaller_input.txt C:\temp\my_uninstall.txt
任意のテキスト エディターを使用してアンインストーラー プロパティ ファイルを開き、指定されているすべてのパラメーターの値を入力します。たとえば、
outputFile=
パラメーターを使用して、出力ログ ファイルの名前を指定できます。テンプレートには、各パラメーターの詳細な説明が例と共に含まれています。既定では、アンインストーラーによって特定の MATLAB インストール内の製品がすべてアンインストールされますが、アンインストールする製品を指定することもできます。テンプレートの製品一覧で、製品名の先頭にあるコメント文字を削除します。サイレント モードでは、インストールされている製品以外の製品を削除の対象として指定した場合、アンインストーラーは終了し、ログ ファイルにメッセージが書き込まれます。
mode=automated
を指定した場合、アンインストーラーは [製品選択] ダイアログ ボックスを表示し、製品選択を調整できるように一時停止します。ファイルへの変更を保存します。
-inputFile
フラグを使用してプロパティ ファイルをコマンド ライン引数として指定し、アンインストーラー (uninstall.exe
) を実行します。たとえば、[スタート] をクリックし、[ファイル名を指定して実行] オプションを選択します。[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、プロパティ ファイルの絶対パスをコマンド ライン引数として指定して、
uninstall
コマンドを入力します。uninstall.exe -inputFile C:\temp\my_uninstall.txt