メインコンテンツ

roicolor

関心領域 (ROI) を色に基づいて選択

説明

BW = roicolor(I,low,high) は、範囲 [low high] の範囲内にあるイメージ I のこれらのピクセルとして選択された ROI を返します。戻り値 BW は、関心領域の外側では 0、内側では 1 のバイナリ イメージです。

BW = roicolor(I,v) は、ベクトル v の値に一致するイメージ I にあるこれらのピクセルとして選択された ROI を返します。

すべて折りたたむ

カラーマップ map を使用してインデックス付きイメージ X を読み込みます。カラーマップは 128 色です。インデックス付きイメージを表示します。

load trees
imshow(X,map)

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type image.

色に基づいてバイナリ マスク イメージを作成します。範囲 [10, 20] 内のインデックスをもつピクセルの場合、マスクは true です。この範囲外のインデックスをもつピクセルの場合、マスクは false です。

BW = roicolor(X,10,20);

バイナリ マスクを表示します。

imshow(BW)

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type image.

入力引数

すべて折りたたむ

インデックス付きイメージまたはグレースケール イメージ。mn 列の数値行列を指定します。

ROI に含める最小値。数値スカラーとして指定します。

ROI に含める最小値。数値スカラーとして指定します。

ROI に含める値のセット。数値ベクトルとして指定します。

出力引数

すべて折りたたむ

バイナリ イメージ。mn 列の logical 行列として返されます。

データ型: logical

ヒント

  • roifilt2 を使用すると、返されたイメージをマスク フィルター処理用のマスクとして使用できます。

  • カラーマップの範囲 [low high] を指定すると、

    BW = (I >= low) & (I <= high)
  • カラーマップの値のセット v を指定すると、roicolor で生成されたマスクは以下と等価です。

    BW = ismember(I,v)

バージョン履歴

R2006a より前に導入