makelut

bwlookup で使用するルックアップ テーブルを作成

構文

lut = makelut(fun,n)

説明

lut = makelut(fun,n) はルックアップ テーブルを作成します。fun は、サイズが n 行 n 列のバイナリ近傍から数値出力を作成する関数です。この関数は、可能なすべての近傍を fun に 1 つずつ渡し、出力をベクトル lut に格納することによって、ルックアップ テーブルを作成します。

非線形近傍フィルター処理を実行するには、bwlookup でルックアップ テーブルを使用します。

例

2 行 2 列の近傍のルックアップ テーブルの作成

2 行 2 列の近傍のルックアップ テーブルを作成します。この例では、makelut に渡される関数は、近傍の 1 の数が 2 以上である場合には true を、それ以外の場合は false を返します。

f = @(x) (sum(x(:)) >= 2);
lut = makelut(f,2)

lut = 16×1

     0
     0
     0
     1
     0
     1
     1
     1
     0
     1
     1
     1
     1
     1
     1
      ⋮

入力引数

fun — 関数ハンドル

ハンドル

関数ハンドル。ハンドルとして指定します。この関数は、1 と 0 から成る n 行 n 列のバイナリ行列を入力として受け入れ、スカラーの結果を返さなければなりません。

関数ハンドルの詳細については、関数ハンドルの作成を参照してください。

n — 近傍のサイズ

2 | 3

ルックアップ テーブルの近傍のサイズ。2 または 3 を指定します。

出力引数

lut — ルックアップ テーブル

16 要素の数値ベクトル | 512 要素の数値ベクトル

ルックアップ テーブル。n が 2 の場合は 16 要素の数値ベクトル、n が 3 の場合は 512 要素の数値ベクトルとして返されます。

データ型: double

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

bwlookup