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images.stack.browser.SliderMovingEventData クラス

名前空間: images.stack.browser

スライス ビューアーのスライダーを動かすときに渡されるイベント データ

R2019b 以降

説明

images.stack.browser.SliderMovingEventData クラスは、sliceViewer オブジェクトのスライダーを動かすときにリスナーに渡されるクラスです。sliceViewer オブジェクトは、notify ハンドル クラス メソッドを使用してイベントをトリガーします。MATLAB®images.stack.browser.SliderMovingEventData クラスのプロパティに値を割り当て、そのクラスをリスナー コールバック関数 (イベント ハンドラー) に渡します。プログラムによってスライダーを配置しても、このイベントはトリガーされません。

images.stack.browser.SliderMovingEventData クラスは handle クラスです。

作成

関数 notify は、イベントをトリガーするために呼び出されるときに images.stack.browser.SliderMovingEventData オブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

イベント ソース。イベントをトリガーしたオブジェクトのハンドルとして指定します。

イベント名。文字ベクトルとして指定します。

スライダーの位置によって示されるイメージ フレーム。数値スカラーとして指定します。

すべて折りたたむ

イメージのスタックをワークスペースに読み込みます。

load mristack

スライスを表示するためのカスタム カラーマップを指定して、スライス ビューアーでデータを表示します。スライス ビューアーによってイメージのスタックが開き、中央に表示されます。別のスライスを表示するには、スライダーを使用します。

cmap = parula(256);
s = sliceViewer(mristack,"Colormap",cmap,"Parent",figure);

sliceViewer オブジェクトのスライダー移動中とスライダー移動完了という、2 つのスライダー イベントのリスナーを設定します。スライダーを移動すると、スライス ビューアーは、それらのイベントの通知を送信し、指定されたコールバック関数を実行します。

addlistener(s,"SliderValueChanging",@allevents);
addlistener(s,"SliderValueChanged",@allevents);

このコールバック関数 allevents を使用して、各イベントの名前とスライダーの現在の位置を表示します。

function allevents(src,evt)
    evname = evt.EventName;
    switch(evname)
        case{"SliderValueChanging"}
            disp("Slider value changing event: " + mat2str(evt.CurrentValue));
        case{"SliderValueChanged"}
            disp("Slider value changed event: " + mat2str(evt.CurrentValue));
    end
end

バージョン履歴

R2019b で導入