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circles2mask

円からのバイナリ マスクの作成

R2024a 以降

説明

mask = circles2mask(centers,radii,maskSize) は、中心座標 centers と半径の長さ radii で指定した円からバイナリ マスク イメージを作成します。maskSize 引数は、出力バイナリ マスク mask の次元を指定します。

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グレースケール イメージをワークスペースに読み込んで表示します。

A = imread("coins.png");
imshow(A)

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type image.

半径が [20, 35] ピクセルの範囲にある円をすべて検出します。

[centers,radii] = imfindcircles(A,[20 35],Sensitivity=0.9);

検出された円のマスクを格納するバイナリ マスク イメージを作成します。

mask = circles2mask(centers,radii,size(A));

元のイメージとマスク イメージを表示します。

figure
montage({A,mask})

Figure contains an axes object. The hidden axes object contains an object of type image.

入力引数

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円の中心。P2 列の行列として指定します。各行は円の中心の xy 座標を指定します。この引数は、imfindcircles 関数の centers 出力を使用して指定できます。

データ型: double

円の半径。ベクトルとして指定します。この引数は、imfindcircles 関数の radii 出力を使用して指定できます。

データ型: double

マスク イメージのサイズ。非負の整数から成る [<高さ> <幅>] という形式の 2 要素の行ベクトルとして指定します。この引数は、出力バイナリ マスク mask の次元をピクセル単位で指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64

出力引数

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バイナリ マスク イメージ。maskSize 引数で指定したサイズの logical 行列として返されます。

データ型: logical

ヒント

  • circles2mask は、イメージの境界の外側に中心がある円のマスクを生成できます。

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2024a で導入