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イメージ算術のクリップ ルール
整数算術演算の結果は、格納用に割り当てられているデータ型からオーバーフローすることがよくあります。たとえば、uint8
データに格納できる最大値は 255 です。算術演算では結果が小数の値になることもあり、整数配列を使用してこの値を表現することはできません。
MATLAB® 算術演算子および Image Processing Toolbox™ 算術関数では、整数算術に次のルールを使用します。
整数型の範囲を超える値は、その範囲に合わせてクリップされるか切り捨てられます。
小数の値は丸められます。
たとえば、データ型が uint8
の場合、255 より大きい結果 (Inf
を含む) は 255 に設定されます。追加の例を次の表に示します。
結果 | データ型 | クリップされた値 |
---|---|---|
300 |
| 255 |
-45 |
| 0 |
10.5 |
| 11 |