dcgain
LTI システムの低周波数 (DC) ゲイン
説明
k = dcgain(sys) は、LTI モデル sys の DC ゲイン k を計算します。
連続時間
連続時間 DC ゲインは、周波数 s = 0 での伝達関数値です。行列 (A、B、C、D) をもつ状態空間モデルの場合、この値は次のようになります。
K = D – CA–1B (1) 離散時間
離散時間 DC ゲインは、z = 1 での伝達関数値です。行列 (A、B、C、D) をもつ状態空間モデルの場合、この値は次のようになります。
K = D + C(I – A)–1B (2)
例
ヒント
DC ゲインは、積分器をもつシステムに対しては、無限大になります。
バージョン履歴
R2012a で導入