d2d
離散時間モデルのリサンプリング
構文
sys1 = d2d(sys, Ts)
sys1 = d2d(sys, Ts, 'method')
sys1 = d2d(sys, Ts, opts)
説明
は、離散時間動的システム モデル sys1 = d2d(sys, Ts)sys をリサンプリングして、入力でゼロ次ホールドを使用し、新しいサンプル時間 Ts (秒単位) で等価の離散時間モデル sys1 を生成します。
は、指定されたリサンプリング手法 sys1 = d2d(sys, Ts, 'method')'method' を使用します。
'zoh'— 入力のゼロ次ホールド。'tustin'— 双一次 (Tustin) 近似。
各 d2d 変換法のアルゴリズムの詳細については、連続/離散の変換方法を参照してください。
は、sys1 = d2d(sys, Ts, opts)d2dOptions で設定されたオプション セットを使用して sys をリサンプリングします。
例
ヒント
'method'の既定のオプションを使用してsysをリサンプリングするには、構文sys1 = d2d(sys,Ts,'method')を使用します。周波数プリワープでtustinリサンプリングを指定するには、構文sys1 = d2d(sys,Ts,opts)を使用します。詳細については、d2dOptionsを参照してください。sysが同定された (IDLTI) モデルの場合、sys1にはsysの推定されたパラメーター共分散は含まれません。モデルの変換中に共分散を変換する場合は、translatecovを使用します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
d2dOptions | c2d | d2c | upsample (Control System Toolbox) | translatecov