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HDL テスト ベンチをもつ SystemC コードの検証

テスト ベンチ ファイルからのテスト ベクトルで生成された SystemC テスト対象設計 (DUT) をシミュレートします。

  1. MATLAB から HDL へのワークフロー アドバイザーを起動します。

  2. [HDL ワークフロー アドバイザー] で、[コード生成ワークフロー] として [MATLAB から SystemC] を選択します。

  3. [コード生成ターゲットを選択] 手順で、[ワークフロー][高位合成][合成ツール][Cadence Stratus] として選択します。

  4. [HDL の確認][HDL テスト ベンチによる検証] をクリックします。

  5. オプションで、[生成された HDL テスト ベンチをシミュレート] を選択します。このオプションでは、MATLAB® による SystemC DUT を使用した SystemC テスト ベンチのシミュレーションが有効になります。

  6. [実行] をクリックします。

    テスト ベンチとシミュレーションがエラーなしで実行されると、メッセージ ペインに次のようなメッセージが表示されます。

    ### Begin TestBench generation.
    Code generation successful.
    
    ### Collecting data...
    ### Begin HDL test bench file generation with logged samples
    ### Generating test bench data file: /tmp/mlhdlc_sfir/codegen/mlhdlc_sfir/hdlsrc/x_in.dat.
    ### Generating test bench data file: /tmp/mlhdlc_sfir/codegen/mlhdlc_sfir/hdlsrc/y_out_expected.dat.
    ### Generating test bench data file: /tmp/mlhdlc_sfir/codegen/mlhdlc_sfir/hdlsrc/delayed_xout_expected.dat.
    ### Generating test bench file: mlhdlc_sfir_fixptClass_tb.hpp
    
    ### Running Stratus Importer on the generated testbench.
    ### Working on mlhdlc_sfir_fixpt_bdw_import_log.txt as /tmp/mlhdlc_sfir/codegen/mlhdlc_sfir/hdlsrc/stratus_prj/mlhdlc_sfir_fixpt_bdw_import_log.txt.
    ### Stratus Importer successful.
    
    ### Simulating the design 'mlhdlc_sfir_fixpt' using 'Cadence Stratus'.
    ### Generating Simulation Report /tmp/mlhdlc_sfir/codegen/mlhdlc_sfir/hdlsrc/stratus_prj/mlhdlc_sfir_fixpt_sim_BEH_log_sim.txt
    ### Simulation successful.
    ### Elapsed Time: ' 64.6783' sec(s)

    メッセージ ペインにエラー メッセージが表示された場合は、エラーを修正し、[実行] をクリックします。

追加メモ:

  • [実行] をクリックすると、テスト ベンチの生成で、最上位 DUT の入力および予期される出力の値を含む x_in.daty_out_expected.dat などの .dat ファイルおよびテスト ベンチ クラス ファイルの生成が開始されます。

  • テスト ベンチ ファイルが生成されると、Cadence Stratus HLS ツールを使用して Stratus インポーターが実行されます。これにより、現在の作業フォルダーに Stratus HLS プロジェクトが生成されます。

  • シミュレーションにより、x_in.dat ファイルに格納された入力値を使用して、生成された SystemC コードおよびテスト ベンチがコンパイルおよび実行されます。シミュレーションでは、y_out_expected.dat ファイルに格納された予期される出力値と SystemC 出力を比較することで、生成された SystemC コードと MATLAB コードの数値的な一致を検証できます。