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coder.hdl.stable

MATLAB 設計で安定した入力を定義する

R2022b 以降

説明

coder.hdl.stable(var_name) により、MATLAB® コードで安定した入力を定義し、合成された高位合成 (HLS) コードの面積の最適化を促進できます。このプラグマは、入力端子が MATLAB シミュレーション時に安定した値を保持する場合に使用できます。変数を stable として定義すると、その変数はメモリ (RAM) ではなくハードウェア端子に格納されます。

このプラグマは、MATLAB 設計の先頭に挿入する必要があります。

このプラグマは MATLAB のシミュレーション動作には影響しません。

メモ

Cadence® Stratus HLS 合成ツールの場合、指定された安定した入力は、Cadence Stratus HLS インポーターによって読み取られる ml.tcl ファイル内に格納されます。

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MATLAB 関数 myFun で、coder.hdl.stable プラグマを使用して安定した入力配列 in2 を宣言します。

function out = myFun(in1, in2) 
    coder.hdl.stable('in2'); 
    out = int16(in1); 
    for i = 1:100 
        out = out + in2; 
    end 
end 

入力引数

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入力変数名。文字ベクトルとして指定します。

例: 'in2'

バージョン履歴

R2022b で導入

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