固定小数点の自動変換でサポートされる System object
fiaccel
関数を使用して、よく使用される System object のデータ型を自動的に推奨して適用します。推奨されるデータ型は、System object™ からのシミュレーション データに基づきます。
自動変換は、以下の DSP System Toolbox™ System object で使用可能です。
dsp.FIRDecimator
(DSP System Toolbox)dsp.FIRInterpolator
(DSP System Toolbox)dsp.FIRFilter
(DSP System Toolbox) (直接型および直接型転置のみ)dsp.FIRRateConverter
(DSP System Toolbox)dsp.VariableFractionalDelay
(DSP System Toolbox)
静的範囲データに基づいてこれらの System object にデータ型を推奨することはできません。
'Custom'
固定小数点設定を使用するには、System object を設定しなければなりません。fiaccel
関数は、入力信号が固定小数点ではなく浮動小数点の場合にのみ推奨されるデータ型を適用します。fiaccel
はスケーリングされた double を固定小数点として扱います。System object 用のスケーリングされた double ワークフローは、通常の変数用のワークフローと同じです。fiaccel
では、[設定] メニューの [既定の語長] の設定、および指定された丸めモードとオーバーフロー モードは無視されます。データ型の推奨は、System object の設定に基づきます。