メインコンテンツ

Hyperbolic Tangent HDL Optimized

CORDIC ベースの双曲線正接を計算して最適化された HDL コードを生成

  • Hyperbolic Tangent HDL Optimized block

ライブラリ:
Fixed-Point Designer HDL Support / Math Operations

説明

Hyperbolic Tangent HDL Optimized ブロックは、x の双曲線正接を返します。これは HDL コード生成用に最適化された CORDIC ベースの実装を使用して計算されます。

端子

入力

すべて展開する

角度 (ラジアン単位)。実数の有限のスカラーとして指定します。[x] が固定小数点データ型またはスケーリングされた double データ型の場合、[x] は 2 進小数点スケーリングを使用しなければなりません。傾きとバイアス表現は固定小数点データ型ではサポートされていません。

データ型: single | double | fixed point

入力が有効であるかどうか。boolean スカラーとして指定します。この制御信号は [x] 入力端子からのデータが有効であるかどうかを示します。この値が 1 (true) の場合、ブロックは [x] 入力端子の値を取得します。この値が 0 (false) の場合、ブロックは入力サンプルを無視します。

データ型: Boolean

出力

すべて展開する

[x] の値の双曲線正接。スカラーとして返されます。[y] の値は [x] の双曲線正接の CORDIC ベースの近似です。関数への入力が浮動小数点である場合、出力のデータ型は入力のデータ型と同じです。入力が固定小数点データ型の場合、出力の語長は入力と同じになり、小数部の長さは語長から 2 を引いた数と等しくなります。

データ型: single | double | fixed point

出力データが有効であるかどうか。boolean スカラーとして返されます。この制御信号の値が 1 (true) の場合、ブロックは出力 [y] を正常に計算しています。この値が 0 (false) の場合、出力データは有効ではありません。

データ型: Boolean

ブロックの準備が整っているかどうか。boolean スカラーとして返されます。この制御信号は新しい入力データに対するブロックの準備が整っているかどうかを示します。この値が 1 (true) で [validIn] の値が 1 (true) の場合、ブロックは入力データを次のタイム ステップで受け入れます。この値が 0 (false) の場合、ブロックは入力データを次のタイム ステップで無視します。

データ型: Boolean

アルゴリズム

すべて展開する

参照

[1] Volder, Jack E. “The CORDIC Trigonometric Computing Technique.” IRE Transactions on Electronic Computers. EC-8, no. 3 (Sept. 1959): 330–334.

[2] Andraka, Ray. “A Survey of CORDIC Algorithm for FPGA Based Computers.” In Proceedings of the 1998 ACM/SIGDA Sixth International Symposium on Field Programmable Gate Arrays, 191–200. https://dl.acm.org/doi/10.1145/275107.275139.

[3] Walther, J.S. “A Unified Algorithm for Elementary Functions.” In Proceedings of the May 18-20, 1971 Spring Joint Computer Conference, 379–386. https://dl.acm.org/doi/10.1145/1478786.1478840.

[4] Schelin, Charles W. “Calculator Function Approximation.” The American Mathematical Monthly, no. 5 (May 1983): 317–325. https://doi.org/10.2307/2975781.

拡張機能

すべて展開する

バージョン履歴

R2020a で導入

参考

関数