target.XCPTransport クラス

名前空間: target

XCP トランスポート プロトコル層の基底クラス

R2021a 以降

説明

target.XCPTransport クラスは、ターゲット ハードウェアの XCP トランスポート プロトコル層を表すための基底クラスです。target.XCPTCPIPTransport および target.XCPSerialTransport の各クラスは、このクラスから派生します。

クラス属性

抽象型	true
HandleCompatible	true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

プロパティ

MaxCTOSize — CTO の最大サイズ

255 (既定値) | スカラー整数

CTO パケットの最大サイズ (バイト単位)

例: extModeConnectivity.XCP.XCPTransport.MaxCTOSize = 16

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: uint8

MaxDTOSize — DTO の最大サイズ

65532 (既定値) | スカラー整数

DTO パケットの最大サイズ (バイト単位)

例: extModeConnectivity.XCP.XCPTransport.MaxDTOSize = 256

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: uint16

MaxODTEntrySizeDAQ — ODT の最大サイズ

255 (既定値) | スカラー整数

DAQ リスト内の ODT エントリの最大サイズ

例: extModeConnectivity.XCP.XCPTransport.MaxODTEntrySizeDAQ = 128

属性:

GetAccess	public
SetAccess	public

データ型: uint8

例

XCP メモリのコンフィギュレーション パラメーターの指定

このクラスを使用する例については、XCP エクスターナル モード シミュレーションの接続性のカスタマイズを参照してください。

バージョン履歴

R2021a で導入

参考

target.create | target.XCPTCPIPTransport | target.XCPSerialTransport

トピック

• XCP エクスターナル モード シミュレーションの接続性のカスタマイズ
• XCP エクスターナル モード シミュレーションにおける通信バッファーのためのメモリ割り当て

外部の Web サイト

• https://www.asam.net/standards/detail/mcd-1-xcp/wiki/