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vehicleDetectorACF

集約チャネル特徴を使用した車両検出器の読み込み

構文

detector = vehicleDetectorACF

detector = vehicleDetectorACF(modelName)

説明

detector = vehicleDetectorACF は、集約チャネル特徴 (ACF) を使用した事前学習済みの車両検出器を返します。返される acfObjectDetector オブジェクトは、車両の前側、後ろ側、左側、右側の隠れている部分のないイメージを使用して学習しています。

detector = vehicleDetectorACF(modelName) は、modelName に指定されたモデルに基づいて、事前学習済みの車両検出器を返します。'full-view' モデルは、車両の前側、後ろ側、左側、右側の隠れている部分のない学習イメージを使用します。'front-rear-view' モデルは、車両の前側と後ろ側のみのイメージを使用します。

例

イメージ内の車両の検出

事前学習済みの車両検出器を読み込みます。

detector = vehicleDetectorACF('front-rear-view');

イメージを読み込んで、検出器を実行します。

I = imread('highway.png');
[bboxes,scores] = detect(detector,I);

イメージ内で検出された車両の境界ボックスとスコアを重ね合わせます。

I = insertObjectAnnotation(I,'rectangle',bboxes,scores);
figure
imshow(I)
title('Detected Vehicles and Detection Scores')

入力引数

modelName — 車両検出器モデルのタイプ

'full-view' (既定値) | 'front-rear-view'

車両検出器モデルのタイプ。'front-rear-view' または 'full-view' のいずれかとして指定します。'full-view' モデルは、車両の前側、後ろ側、左側、右側の隠れている部分のない学習イメージを使用します。'front-rear-view' モデルは、車両の前側と後ろ側のみのイメージを使用します。

データ型: char | string

出力引数

detector — ACF ベースの学習済みオブジェクト検出器

acfObjectDetector オブジェクト

ACF ベースの学習済みオブジェクト検出器。acfObjectDetector オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2017a で導入

参考

acfObjectDetector | trainACFObjectDetector