Main Content

ニューラル ネットワーク設計の 4 つのレベル

ニューラル ネットワーク ソフトウェアは異なる 4 つのレベルで使用できます。第一レベルは、Deep Learning Toolbox 入門で説明されている GUI により表されています。これらは、関数近似、パターン認識、クラスタリング、および時系列解析の多くの問題に対応するツールボックスの機能へのすばやいアクセスを提供します。

第二のツールボックス使用レベルは、基本的なコマンド ライン操作によるものです。コマンド ライン関数は、シンプルな引数リストと、関数パラメーターのよく考えられた既定の設定を使用します (既定の設定はすべて、機能を高めるためにオーバーライドできます)。このトピックと以降のトピックでは、コマンド ライン操作に焦点を当てます。

「入門」で説明されている GUI では、GUI 操作のコマンド ライン実装を含む MATLAB コード ファイルを自動的に生成できます。これは、コマンド ライン機能を初めて使用する場合に便利です。

第三のツールボックス使用レベルは、ツールボックスのカスタマイズです。この高度な機能を使用すると、ユーザー独自のカスタム ニューラル ネットワークを作成しながら、ツールボックスのすべての機能にアクセスできます。

第四のツールボックス使用レベルは、ツールボックスに含まれるコード ファイルの変更機能です。すべての計算成分は MATLAB® コードで記述されており、完全にアクセス可能になっています。

第一のツールボックス使用レベル (GUI の利用) については「入門」で説明しています。「入門」では、コマンド ライン操作についても紹介しています。以下のトピックでは、コマンド ライン操作について詳しく説明します。ツールボックスのカスタマイズについては、浅層ニューラル ネットワーク アーキテクチャの定義で説明しています。

関連するトピック