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カスタム式と近似オプションの保存

カスタム式をデータ セットまたは別の近似に後で再適用する場合は、カスタム式とアルゴリズム、許容誤差、係数の制約などの近似オプションを曲線フィッター アプリに保存できます。保存したオプションはすべての MATLAB® セッションで保持されます。

カスタム式とその近似オプションの保存

  1. 国勢調査データを読み込み、曲線フィッター アプリを開きます。

    load census
    curveFitter(cdate, pop)

  2. 曲線フィッター アプリで、[曲線フィッター] タブの [近似タイプ] セクションにある矢印をクリックしてギャラリーを開きます。近似ギャラリーで、[カスタム] グループの [カスタム式] をクリックします。

  3. [近似オプション] パネルで、カスタム式近似を使用して独自の方程式を定義します。[カスタム式] をクリックすると、カスタム式の例が表示されます。方程式を以下に示すように変更します。オプションで、任意の [詳細オプション] を変更できます。

    Curve Fitter save custom equation

  4. 名前を入力し、[保存] をクリックしてカスタム式を保存します。指定した名前が既に存在する場合は、別の名前を選択するか、前に保存した方程式とオプションを上書きできます。

    Curve Fitter save custom equation dialog

カスタム式が、近似の現在のインスタンスに存在する近似オプションと一緒に保存されます。保存したオプションはすべての MATLAB セッションで保持され、後で再適用できます。

保存済みオプションのデータ セットへの適用

保存済みオプションのインスタンスをデータ セットに適用するには、[保存済みオプション] ドロップダウンを使用します。ドロップダウンには、アクティブな近似タイプ (曲線、曲面、または線形近似) に対応する保存済みオプションのみが表示されます。

  1. [ファイル] セクションで [新規] をクリックして、アプリで新しい近似を作成します。

  2. [データ] セクションで [データの選択] をクリックします。[近似データの選択] ダイアログ ボックスで、[X データ] および [Y データ] のリスト内で、それぞれ cdate および pop を選択します。

  3. [カスタム式] 近似タイプを開き、[選択して適用する] ドロップダウンを使用して [myEquation] をデータに適用します。

    Curve Fitter select to apply button

  4. 曲線フィッター アプリにより、近似が更新されます。

方程式または近似オプションを変更する場合は、オプションで [保存] ボタンをクリックして、近似オプションを後で使用するために再保存できます。保存済みオプションの新しいインスタンスとして保存するか、同じ名前、つまり [myEquation] を指定して既存の保存済みオプションを上書きできます。

保存済みオプションの管理

[管理] ボタンを使用すると、[曲線フィッター] アプリに格納されている保存済みオプションを名前変更、削除、または表示できます。

  1. 複数のカスタム式がアプリに保存されていると仮定します。[管理] ボタンをクリックして [保存済みオプションの管理] ダイアログ ボックスを開きます。

    Curve Fitter custom equation manage button

  2. このダイアログでは既定で、現在の近似タイプに対応するタブが開きます。この場合は、[Custom Options (Curve)] です。

  3. 名前をダブルクリックすると保存済みオプションの名前を変更できます。

  4. 1 つ以上の保存済みオプションのチェックボックスをオンにし、[削除] ボタンをクリックして保存済みオプションを削除します。

    Curve Fitter manage dialog

参考

トピック