テンソル積スプラインによる N 次元グリッドでの値の近似
ベクトル値スプラインは、"テンソル積" スプラインを使用した、任意の数の変数における "グリッド データ" への近似でも使用されます。同じスプライン作成コマンドが使用されますが、入力形式のみが異なります。たとえば、x
が m
ベクトル、y
が n
ベクトル、z
がサイズ [m,n]
の配列の場合、cs = csapi({x,y},z);
は、 の場合に、 を満たす双三次スプライン f を示しています。このような多変量スプラインは、ベクトル値となることがあります。たとえば、次は、完全に許容可能な球体を提供します。
x = 0:4; y = -2:2; s2 = 1/sqrt(2); z(3,:,:) = [0 1 s2 0 -s2 -1 0].'*[1 1 1 1 1]; z(2,:,:) = [1 0 s2 1 s2 0 -1].'*[0 1 0 -1 0]; z(1,:,:) = [1 0 s2 1 s2 0 -1].'*[1 0 -1 0 1]; sph = csape({x,y},z,["clamped","periodic"]); fnplt(sph) axis equal axis off title("Sphere Made by 3-D-Valued " + ... "Bivariate Tensor Product Spline")
この球体の (x,z) 面への投影は、次によってプロットされます。
fnplt(fncmb(sph,[1 0 0; 0 0 1])) axis equal axis off title("Planar Projection of Spline Sphere")