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mcc コマンドの引数 (アルファベット順)

オプション説明コメント
-?

mcc ヘルプ メッセージを表示します。

deploytool アプリでは使用できません。

-a filepath

filepath をデプロイ可能なアーカイブに追加します。

フォルダー名を指定した場合、フォルダー内のすべてのファイルが追加されます。ワイルドカード (*) を使用した場合、ワイルドカードに一致するすべてのファイルが追加されます。

-A arch

サポートされるプラットフォームをコンパイラで自動的に検出されたものに追加します。

Python®、MATLAB® データ配列 API を使用した C/C++、および Java® ターゲットでのみ有効です。

arch = win64maci64glnxa64、または all

-b

Excel® 互換の数式関数を生成します。

Excel アドイン用の MATLAB Compiler™ が必要です。deploytool アプリでは使用できません。

-B bundle[:parameters]

mcc コマンド ラインの -B bundlebundle の内容で置き換えます。

ファイルは、mcc コマンド ライン オプションのみを含む必要があります。MathWorks® が含めたバンドル ファイルは、matlabroot\toolbox\compiler\bundles にあります。

-c

生成された C ラッパー コードのコンパイルとリンクが省略されます。

-l オプションと併用する必要があります。

-C

生成されるバイナリにデプロイ可能なアーカイブを組み込まないように mcc に指示します。

 
-d outputfolder

outputfolder で指定したフォルダーに出力を保存します。

指定したフォルダーが既に存在していなければなりません。deploytool アプリでは使用できません。
-e

スタンドアロン アプリケーションの生成時に MS-DOS コマンド ウィンドウを表示しないようにします。

-m オプションの代わりに、-e を使用します。Windows® のみで使用できます。 -W WinMain -T link:exe と等価です。deploytool アプリでは使用できません。

スタンドアロン アプリ コンパイラは、既定で MS-DOS コマンド ウィンドウを非表示にします。有効にするには、[ランタイム追加設定] エリアで [Windows の実行コマンド シェル (コンソール) を表示しない] を選択解除します。

-f filename

mbuild を呼び出すときに、指定したオプション ファイル filename を使用します。

mbuild -setup を推奨します。C/C++ 共有ライブラリ、COM、Excel の各ターゲットで有効です。

-G

生成された C/C++ コード用のデバッグ シンボル情報を含めます。

 

-h helpfile

カスタム ヘルプ テキスト ファイルを指定します。

-? または /? を使用して実行時にヘルプ ファイルの内容を表示します。スタンドアロン アプリケーション、C/C++ 共有ライブラリ、COM、Excel の各ターゲットで有効です。

-I folder

フォルダーを MATLAB ファイルの検索パスに追加します。

 
-j

自動的にすべての .m ファイルを P ファイルに変換してからパッケージ化します。

 
-k 'file=<keyfile>;loader=<mexfile>'

AES 暗号化キー keyfile と、実行時に復号化キーを取得するための MEX ファイルのローダー インターフェイス mexfile を指定します。

-k の後に引数を指定しないと、mcc は 256 ビットの AES キーとローダー MEX ファイルを生成します。

-K

エラーによってコンパイルが途中で終了する場合に、出力ファイルを削除しないように mcc に指示します。

既定の動作では、コマンドが正常に実行されない場合、すべての部分出力が破棄されます。

-l

C 共有ライブラリを作成します。

-W lib -T link:lib と等価です。deploytool アプリでは使用できません。

-m

スタンドアロン アプリケーションを生成します。

-W main -T link:exe と等価です。deploytool アプリでは使用できません。

Windows では、アプリケーションの実行時にコマンド プロンプトが開きます。

スタンドアロン アプリ コンパイラは、既定で MS-DOS コマンド ウィンドウを非表示にします。有効にするには、[ランタイム追加設定] エリアで [Windows の実行コマンド シェル (コンソール) を表示しない] を選択解除します。

-M options

コンパイル時のオプションを mbuild に渡します。

 
-n

数値入力を自動的に MATLAB の double として扱います。

deploytool アプリでは使用できません。

-N

すべてのパスを消去しますが、最低限フォルダーのセットが必要です。

次のフォルダーを使用します。

  • matlabroot\toolbox\matlab

  • matlabroot\toolbox\local

  • matlabroot\toolbox\compiler

  • matlabroot\toolbox\shared\bigdata

-o executablename

スタンドアロン アプリケーション実行可能ファイルの名前を指定します。

適切な拡張子を追加します。deploytool アプリでは使用できません。

-p folder

順序を考慮するコンパイル パスに folder を追加します。

-N オプションが必要です。

-r icon

リソース icon をバイナリ形式で組み込みます。

 

-R option

MATLAB Runtime の実行時オプションを指定します。

MATLAB Compiler を使用するスタンドアロン アプリケーションでのみ有効です。

option = -nojvm-nodisplay'-logfile filename'-startmsg、および -completemsg filename

-s

エンド ユーザーからのデプロイ可能なアーカイブ (.ctf ファイル) 内でフォルダー構造とファイル名を難読化します。

 
-S

シングルトン MATLAB Runtime を作成します。

汎用 COM コンポーネントの既定の設定。Microsoft® Excel および Java のパッケージで有効です。

-T phase:type

出力ターゲットの段階とタイプを指定します。

deploytool アプリでは使用できません。

-u

開発マシンのみで、現在のユーザーに対する COM コンポーネントの登録を行います。

汎用 COM コンポーネントと Microsoft Excel アドインでのみ有効です。

-U

MATLAB Production Server™ 用のデプロイ可能なアーカイブ (.ctf ファイル) を生成します。

-W 'CTF' と等価です。deploytool アプリでは使用できません。

-v

詳細な出力。コンパイル手順を表示します。

 

-w option[:warning]

警告メッセージを制御します。

有効な引数は listenable[:warning]disable[:warning]error[:warning]on[:warning]、および off[:warning] です。

-W 'target[:options]'

ビルド ターゲットおよび関連オプションを指定します。

target = mainWinMainexcelhadoopsparklibcpplibcomdotnetjavapythonCTF、または mpsxl

deploytool アプリでは使用できません。

-X

依存関係の分析で検出されたデータ ファイルを無視します。詳細については、MATLAB Compiler を使用した依存関係の分析を参照してください。
-Y licensefile指定したファイル licensefile で既定のライセンス ファイルをオーバーライドします。

システム コマンド ラインでのみ使用できます。

-Z supportpackageサポート パッケージを含める方法を指定します。

supportpackage = 'autodetect' (既定)、'none'、または packagename

パッケージ化のログおよび出力フォルダー

既定では、デプロイ アプリは、パッケージ化のログと、[テスト ファイル][エンド ユーザー ファイル][パッケージ化されたインストーラー] の各フォルダーをターゲット フォルダーの場所に配置します。カスタムの場所を指定した場合、アプリはコンパイル時に存在していない任意のフォルダーを作成します。