%#function
feval、eval、Handle Graphics コールバック、または MAT ファイルから読み込まれたオブジェクトを通して呼び出される関数の MATLAB Compiler による検出を補助するプラグマ
概要
%#function function1 [function2 ... functionN]
%#function object_constructor
説明
%#function プラグマは、指定された関数が feval、eval、Handle Graphics® コールバック、または MAT ファイルから読み込まれたオブジェクトを通して呼び出されることを MATLAB® Compiler™ に通知します。
スタンドアロン アプリケーションで %#function プラグマを使用して、MATLAB Compiler の依存関係の分析で検出されるかどうかにかかわらず、指定した関数をコンパイルに含めるように MATLAB Compiler に通知します。オブジェクト コンストラクターを指定して、オブジェクトをインクルードすることも可能です。
このプラグマなしでは、製品の依存関係の分析がアプリケーションで使用されるすべての MATLAB ファイルを検出し、コンパイルすることはできません。このプラグマは、ファイルの最上位の関数とすべてのローカル関数をコンパイルに追加します。
例
例 1
function foo
%#function bar
feval('bar');
end %function foo
この例を実装すると、関数 bar がコンパイルに含められて feval を通して呼び出されることが MATLAB Compiler に通知されます。
例 2
function foo
%#function bar foobar
feval('bar');
feval('foobar');
end %function foo
この例では、複数の関数 (bar と foobar) がコンパイルに含まれ、feval を通して呼び出されます。
例 3
function foo
%#function ClassificationSVM
load('svm-classifier.mat');
num_dimensions = size(svm_model.PredictorNames, 2);
end %function foo
この例では、クラス ClassificationSVM からのオブジェクトが MAT ファイルから読み込まれます。詳細については、パッケージ化されたアプリケーションでのファイルの追加とアクセスを参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入