addDesignRangeSpecification

クラス: coder.FixPtConfig
名前空間: coder

パラメーターへの設計範囲指定の追加

構文

addDesignRangeSpecification(fcnName,paramName,designMin, designMax)


説明

addDesignRangeSpecification(fcnName,paramName,designMin, designMax) は関数 fcnName のパラメーター paramName に対して認められる最小値と最大値を指定します。固定小数点の変換プロセスでは、この設計範囲情報を使用して、コードの下流にある変数の範囲を派生させます。

入力引数

fcnName — 関数名

文字列

関数名。文字列で指定します。

データ型: char

paramName — パラメーター名

文字列

パラメーター名は文字列として指定されます。

データ型: char

designMin — このパラメーターで許容される最小値

スカラー

このパラメーターで許容される最小値。スカラーの double で指定します。

データ型: double

designMax — このパラメーターで許容される最大値

スカラー

このパラメーターで許容される最大値。スカラーの double で指定します。

データ型: double

例

設計範囲指定の追加

固定小数点の構成オブジェクトのセットアップ

cfg = coder.config('fixpt');
cfg.TestBenchName = 'dti_test';
cfg.addDesignRangeSpecification('dti', 'u_in', -1.0, 1.0)
cfg.ComputeDerivedRanges = true;

範囲の派生と固定小数点コードの生成

fiaccel -float2fixed cfg dti;

参考

coder.FixPtConfig | codegen | hasDesignRangeSpecification | removeDesignRangeSpecification | clearDesignRangeSpecifications | getDesignRangeSpecification