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パラメーター (-variables-written-before-loop)

生成された main によって巡回コード ループの前に必ず初期化される変数の指定

説明

このオプションは、生成されたコードに対して Polyspace® を Simulink® または MATLAB® から実行する場合、自動的に設定されます。生成されたコードに対して Polyspace を Simulink または MATLAB の外部から実行する場合は、このオプションを手動で設定します。

生成された main によって巡回コード ループの開始前に必ず初期化される変数を指定します。Polyspace は、ループの開始前、こうした変数は型に応じて許可される任意の値をもつと見なします。

オプションの設定

以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。

  • Polyspace ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [Code Prover 検証] ノードを選択してから、このオプションの値を選択します。このオプションは、Simulink からプロジェクト構成を開いた場合にのみ表示されます。

  • コマンド ラインとオプション ファイル: オプション -variables-written-before-loop を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。

設定

既定値: none

none

生成された main は変数を初期化しません。

all

生成された main は、キーワード const で宣言された変数を除くすべての変数を初期化します。

custom

生成された main は、指定された変数のみを初期化します。 をクリックしてフィールドを追加します。変数名を入力します。C++ クラス メンバーの場合は、構文 className::variableName を使用します。

コマンド ライン情報

パラメーター: -variables-written-before-loop
値: none | all | custom=variable1[,variable2[,...]]
既定値: none
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -sources file_name -main-generator -variables-written-before-loop all
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -sources file_name -main-generator -variables-written-before-loop all
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -sources file_name -main-generator -variables-written-before-loop all
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -sources file_name -main-generator -variables-written-before-loop all