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-options-for-sources
ソース ファイルに固有の解析オプションの指定
構文
-options-for-sources
filename
options
説明
-options-for-sources
は、Polyspace® 解析オプションのセミコロン区切りのリストを filename
options
で指定したソース ファイルと関連付けます。filename
.
このオプションは主に、polyspace-configure
コマンドによってそれ以降の Polyspace 解析用のオプション ファイルを作成する場合に使用します。オプション -options-for-sources
は、インクルード フォルダーやマクロ定義などの解析オプションのグループを、特定のソース ファイルと関連付けます。
ただし、オプション ファイルを手動で記述する場合は、このオプションを直接入力することができます。このオプションは、オプションのグループを他のファイルには適用せずに、特定のソース ファイルに関連付ける必要がある状況で役に立ちます。
Polyspace デスクトップ製品のユーザー インターフェイスで、ビルド コマンドから Polyspace プロジェクトを作成できます。プロジェクトでオプション -options-for-sources
を使用すると、特定の Polyspace 解析オプションが特定のファイルに関連付けられます。ただし、ユーザー インターフェイスでプロジェクトを開いた場合、このオプションの使用は表示されません。このオプションを表示するには、テキスト エディターでプロジェクトを開きます。
例
このサンプル オプション ファイルでは、インクルード フォルダー /usr/lib/gcc/x86_64-linux-gnu/6/include
とマクロ __STDC_VERSION__
および __GNUC__
はソース ファイル file.c
のみに関連付けられ、fileAnother.c
には関連付けられません。
-options-for-sources file.c;-I /usr/lib/gcc/x86_64-linux-gnu/6/include;-D __STDC_VERSION__=201112L;-D __GNUC__=6; -sources file.c -sources fileAnother.c
ヒント
複数のオプションをソース ファイルに関連付けるときに、セミコロン以外のオプション区切り文字を使用する場合は、もう 1 つのオプション -options-for-sources-delimiter
を使用して、その区切り文字を明示的に指定します。たとえば、@
を区切り文字として使用する場合は、以下の追加オプションを指定します。
-options-for-sources-delimiter @