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解析対象 (-include)

解析に関係する各 C ファイルにインクルード (#include) されるファイルの指定

説明

解析に関係する各 C ファイルによって #include されるファイルを指定します。本ソフトウェアは、解析に使用する前処理後のコードに #include ステートメントを入力しますが、オリジナルのソース コードは変更しません。

オプションの設定

以下のいずれかの方法を使用してオプションを設定します。

  • Polyspace® ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): プロジェクト構成で [環境設定] ノードを選択してから、このオプションのファイル名を入力します。

  • Polyspace Platform ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ): 強制インクルードを参照してください。

  • コマンド ラインとオプション ファイル: オプション -include を使用します。コマンド ライン情報を参照してください。

このオプションを使用する理由

すべてのソース ファイルでファイルを #include するのには多くの理由があります。

たとえば、コンパイル エラーに関するすべての回避方法を 1 つのヘッダー ファイルにまとめることができます。解析にこのヘッダー ファイルを指定するには、このオプションを使用します。Polyspace が特定のコンパイラ固有のキーワードを認識しないために、コンパイルの問題が発生しているとします。この問題を回避するには、ヘッダー ファイルでそのキーワードを #define して、このヘッダー ファイルをこのオプションで指定します。

設定

既定値なし

解析に関係するそれぞれのファイルにインクルードされるファイル名を指定します。

この場合も、Polyspace は #include <include_file.h> などの他の命令に従って動作します。

コマンド ライン情報

パラメーター: -include
既定値: なし
値: file (複数のファイルには -include を複数回使用)
例 (Bug Finder): polyspace-bug-finder -include `pwd`/sources/a_file.h -include /inc/inc_file.h
例 (Code Prover): polyspace-code-prover -include `pwd`/sources/a_file.h -include /inc/inc_file.h
例 (Bug Finder Server): polyspace-bug-finder-server -include `pwd`/sources/a_file.h -include /inc/inc_file.h
例 (Code Prover Server): polyspace-code-prover-server -include `pwd`/sources/a_file.h -include /inc/inc_file.h