特定の Bug Finder の欠陥チェッカーの選択
Bug Finder で欠陥チェッカーの事前定義されたサブセットを使用して C/C++ コードをチェックできます。ただし、解析中にチェックする欠陥はカスタマイズすることもできます。
スプレッドシートを使用すると、有効にする欠陥チェッカーを追跡し、他のチェッカーを有効にしない理由を説明するメモを追加できます。チェッカーのスプレッドシートは、 で提供されています。ここで、polyspaceroot\polyspace\resources は polyspacerootC:\Program Files\Polyspace\R2019a のような Polyspace® インストール フォルダーです。
ユーザー インターフェイス (デスクトップ製品のみ)
[構成] ペインで、[Bug Finder 解析] を選択します。
[欠陥の検出] メニューから、欠陥のセットを選択します。次のオプションがあります。
[default]: 欠陥の既定のリストの場合。このリストにはほとんどのコーディング プロジェクトに適用できる欠陥が含まれます。既定で有効な Polyspace Bug Finder 欠陥チェッカーを参照してください。
[all]: すべての欠陥の場合。[CWE]: CWE コーディング規約に関連する欠陥の場合。詳細については、Polyspace を使用した CWE コーディング規約カバレッジを参照してください。
[custom]を選択し、既定のリストに欠陥を追加または、リストから欠陥を削除します。
組織内でバグ検出を標準化するには、欠陥チェッカーのリストを構成テンプレートとして保存し、組織内で共有します。構成テンプレートを使用した Polyspace デスクトップ ユーザー インターフェイスでのプロジェクトの作成を参照してください。
コマンド ライン
オプション [欠陥の検出] (-checkers) を使用します。チェッカーのコンマ区切りのリストを引数として指定します。たとえば、データ レース チェッカーのみを有効にしてサーバー上で Bug Finder 解析を実行するには、次のように入力します。
polyspace-bug-finder-server -sources filename -checkers DATA_RACE,DATA_RACE_STD_LIB