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MISRA C++:2008 Rule 16-0-2
Macros shall only be #define 'd or #undef 'd in the global namespace.
説明
ルール定義
Macros shall only be #define 'd or #undef 'd in the global namespace. 1
根拠
ローカル名前空間でマクロを定義または定義解除するときには、マクロはローカル名前空間でのみ有効であると想定されます。ただしマクロはスコーピング メカニズムに従っていません。その代わりにコンパイラが、#define
ステートメントからファイルの終わりまたはマクロの再定義までの間で、マクロのすべての出現箇所を、定義されている値に置き換えます。このマクロの動作は開発者の想定に反している可能性があり、バグを引き起こすロジック エラーの原因となる場合があります。
Polyspace 実装
Polyspace® は、グローバル名前空間ではなくブロック内に配置されている #define
または #undef
ステートメントにフラグを設定します。
トラブルシューティング
ルール違反が想定されるものの、Polyspace から報告されない場合は、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照してください。
例
チェック情報
グループ: Preprocessing Directives |
カテゴリ: 必要 |
バージョン履歴
R2013b で導入
1 All MISRA coding rules and directives are © Copyright The MISRA Consortium Limited 2021.
The MISRA coding standards referenced in the Polyspace Bug Finder™ documentation are from the following MISRA standards:
MISRA C:2004
MISRA C:2012
MISRA C:2023
MISRA C++:2008
MISRA C++:2023
MISRA and MISRA C are registered trademarks of The MISRA Consortium Limited 2021.