AUTOSAR C++14 Rule A21-8-1
Arguments to character-handling functions shall be representable as an unsigned char
説明
ルール定義
文字処理関数の引数は符号なし char で表現できなければなりません。
根拠
プレーンな char 型の変数は、isalpha() や isdigit() など、<cctype> で宣言されている文字処理関数の引数として使用できません。特定のプラットフォームでは、プレーンな char 変数は unsigned char として表現できない負の値や EOF を持つ場合があり、未定義の動作につながる可能性があります。
Polyspace 実装
チェッカーは、負の値を持つ符号付きまたはプレーンの char 変数を文字処理関数の引数として使用するとフラグを報告します。
トラブルシューティング
ルール違反が想定されるものの、Polyspace® から報告されない場合は、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照してください。
チェック情報
| グループ: 文字列ライブラリ |
| カテゴリ: Required、Automated |
バージョン履歴
R2019a で導入