Main Content

Dem Status Inject

回復をテストするためのイベント障害の挿入

R2022a 以降

  • Dem Status Inject block

ライブラリ:
AUTOSAR Blockset / Classic Platform / Basic Software / Diagnostic Event Manager (Dem)

説明

Dem Status Inject ブロックは、Diagnostic Service Component ブロックでシミュレートした AUTOSAR イベントの診断ステータスを瞬時に設定するように構成できます。このステータス値は、Unified Diagnostic Services (UDS) 規格に従って構成できます。具体的には、このブロックを使用してシステムに一時的な障害を挿入し、その回復機能をテストできます。このブロックは、シミュレーションを実行してそのステータスに影響する他のブロックに応答し、システムの回復を示します。

パラメーター

すべて展開する

このブロックを使用してオーバーライドする AUTOSAR イベントを指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: EventId
タイプ: 整数
値: 0 | 整数
既定の設定: 0

システムに挿入する診断イベントのタイプを指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: FaultType
型: 文字ベクトル
値: 'Event Fail' | 'Event Pass' | 'Operation Cycle Start' | 'Operation Cycle End' | 'Fault Record Overwritten' | 'Fault Maturation' | 'Clear Diagnostic' | 'Aging' | 'Healing' | 'Indicator Conditions Met'
既定の設定: 'Event Fail'

診断イベントをシステムに挿入するタイミングを指定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: InjectTriggerType
型: 文字ベクトル
値: 'rising' | 'falling' | 'either' | 'function-call'
既定の設定: 'rising'

最後のチェック時に失敗したテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

現在のオペレーション サイクル中に失敗したテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

現在または前のオペレーション サイクル中に失敗したテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

要求時に確認されたテストの失敗。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

最後のコード クリア以降に実行されていないテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

最後のコード クリア以降に少なくとも 1 回失敗したテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

このオペレーション サイクル中に完了していないテスト。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

サーバーに警告が通知されるほど重大なテストの失敗。

この読み取り専用プロパティは [故障タイプ] によって設定されます。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2022a で導入