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gimbalAngles

ジンバルのステアリング角度

R2021a 以降

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構文

az = gimbalAngles(gimbal)
[az,el] = gimbalAngles(gimbal)
[___] = gimbalAngles(gimbal,timeIn)
[az,el,timeOut] = gimbalAngles(gimbal)

説明

az = gimbalAngles(gimbal) は、ベクトル gimbal で定義されたジンバルのジンバル方位角az 履歴の配列を返します。

[az,el] = gimbalAngles(gimbal) は、ベクトル gimbal 内のジンバル方位角az とジンバル仰角 el の配列を返します。

[___] = gimbalAngles(gimbal,timeIn) は、指定された出力引数に応じて、指定された時刻 timeIn のベクトル gimbal で定義されたジンバルのジンバル方位角とジンバル仰角の列ベクトルを返します。

例

[az,el,timeOut] = gimbalAngles(gimbal) は、ジンバル方位角、ジンバル仰角、および対応する時刻を UTC で返します。

例

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ライブ スクリプトを開く

衛星シナリオ オブジェクトを作成します。

startTime = datetime(2020,10,10);                     % 10 October 2020, 12:00 AM UTC
stopTime = datetime(2020,10,11);                      % 11 October 2020, 12:00 AM UTC
sampleTime = 60;                                      % seconds
sc = satelliteScenario(startTime,stopTime,sampleTime);

シナリオに衛星を追加します。 

semiMajorAxis = 10000000;                             % meters
eccentricity = 0;
inclination = 10;                                     % degrees
rightAscensionOfAscendingNode = 0;                    % degrees
argumentOfPeriapsis = 0;                              % degrees
trueAnomaly = 0;                                      % degrees
sat = satellite(sc,semiMajorAxis,eccentricity, ...
    inclination,rightAscensionOfAscendingNode, ...
    argumentOfPeriapsis,trueAnomaly);

衛星にジンバルを追加します。

g = gimbal(sat);

ジンバルを緯度と経度 0 度に向けます。

pointAt(g,[0; 0; 0]);

2020 年 10 月 10 日PM20 時 54 分 (UTC) に対応するジンバル方位角とジンバル仰角を取得します。

time = datetime(2020,10,10,20,54,0);
[az,el] = gimbalAngles(g,time)
az = 
-5.3259

el = 
19.1377

入力引数

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ステアリング角度が計算されるジンバルオブジェクト。スカラーまたはベクトルとして指定されます。

出力が計算される時間。datetime スカラーとして指定されます。timeIn でタイム ゾーンが指定されていない場合は、タイム ゾーンは UTC であると見なされます。

出力引数

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ジンバルのジンバル方位角履歴（度単位）。範囲[-180,180] の配列として返されます。各行は gimbal のジンバルに対応し、各列は時間サンプルに対応します。これは、ジンバルの z 軸を中心とした回転角度を表します。

衛星シナリオの AutoSimulate が true の場合、az は StartTime から StopTime までのジンバル方位角履歴を返します。それ以外の場合、ジンバル方位角履歴は StartTime から SimulationStatus に返されます。

ジンバルの仰角履歴（度単位）。範囲[0,180]の配列として返されます。これは、ジンバルの y 軸を中心とした回転角度を表します。各行は gimbal のジンバルに対応し、各列は時間サンプルに対応します。これは、ジンバルの y 軸を中心とした回転角度を表します。

衛星シナリオの AutoSimulate が true の場合、el は StartTime から StopTime までのジンバル仰角履歴を返します。それ以外の場合、ジンバルの仰角履歴は StartTime から SimulationStatus に返されます。

シナリオの開始時間と終了時間の間の時間サンプル。スカラーまたはベクトルとして返されます。az および el 履歴が返される場合、timeOut は行ベクトルになります。

バージョン履歴

R2021a で導入

参考

オブジェクト

関数

トピック