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atmospalt

周囲気圧に基づいて気圧高度を計算する

構文

pressureAltitude = atmospalt(pressure,action)

説明

pressureAltitude = atmospalt(pressure,action) は周囲の気圧に基づいて気圧高度を計算します。気圧高度は、1976 年の米国標準大気拡張委員会 (COESA) 規格で規定された周囲気圧での高度です。気圧高度は平均海面高度(MSL) と同じです。

この関数は、0.3961 Pa (約 0.00006 psi) 未満の圧力と 101,325 Pa (約 14.7 psi) を超える圧力で高度値を対数的に外挿します。

この関数は、空気が乾燥しており理想気体であると想定します。

例

静圧時の気圧高度を計算する

範囲外の入力に対して警告を表示し、静圧 101,325 Pa での気圧高度を計算します。

h = atmospalt(101325)

h = 
0

静圧配列における気圧高度の計算

範囲外の入力によるエラーを考慮して、静圧 101,325 Pa および 26,436 Pa での気圧高度を計算します。

h = atmospalt([101325 26436], 'Error' )

h = 1×2
104 ×

         0    1.0000

入力引数

pressure — 周囲圧力

m行1列の配列

周囲圧力。パスカル単位で m 行 1 列の配列として指定されます。

データ型: double

action — アクション

'Warning' (既定値) | 'Error' | 'None'

範囲外の入力に対するアクション。次のように指定します。

• 'Error' — 警告を表示し、入力が範囲外であることを示します。

• 'Warning' — エラーを表示し、入力が範囲外であることを示します。

• 'None' — 警告やエラーを表示しません。

データ型: char | string

出力引数

pressureAltitude — 気圧高度またはMSL高度

m行1列の配列

気圧高度または MSL高度。メートル単位の m 行 1 列の配列として返されます。

参照

[1] U.S. Standard Atmosphere. Washington, DC: U.S. Government Printing Office, 1976.

バージョン履歴

R2006b で導入

参考

atmoscira | atmoscoesa | atmosisa | atmoslapse