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atmosisa

国際標準大気モデルを使用する

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構文

[T,a,P,rho,nu,mu] = atmosisa(height)
[T,a,P,rho,nu,mu] = atmosisa(height,Name=Value)

説明

[T,a,P,rho,nu,mu] = atmosisa(height) は、海面と対流圏界面の間の入力ジオポテンシャル高度 height に対して、周囲温度 T、圧力 P、音速 a、密度 rho、動粘性 nu、および動粘性 mu の国際標準大気値の数学的表現を実装します。

[T,a,P,rho,nu,mu] = atmosisa(height,Name=Value) は、名前と値の引数を 1 つ以上使用してオプションを指定します。たとえば、-5000 メートルから中間圏界面までのジオポテンシャル高度を入力するには、extended を true に設定します。

例

例

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1000 メートルにおける国際標準大気を計算します。

[T, a, P, rho] = atmosisa(1000)
T = 281.6500

a = 336.4341

P = 8.9875e+04

rho = 1.1116
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extended=true を使用して 1000、11,000、20,000 メートルの国際標準大気を計算し、-5000 メートルから中間圏界面までの国際標準大気の値の数学的表現を実装します。

[T, a, P, rho] = atmosisa([1000 11000 20000],extended=true)
T = 1×3

  281.6500  216.6500  216.6500


a = 1×3

  336.4340  295.0695  295.0695


P = 1×3
104 ×

    8.9875    2.2632    0.5475


rho = 1×3

    1.1116    0.3639    0.0880

入力引数

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ジオポテンシャルの高さ。m 行 n 列の配列として指定されます。

データ型: double

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: extended,false は、海面と対流圏界面の間の入力ジオポテンシャル高度に対する周囲温度、圧力、密度、音速、および動粘性に関する国際標準大気の値の数学的表現を実装します。

海面と対流圏界面の間の数学的表現。false または true として指定されます。extended を false または 'off' に設定すると、海面と対流圏界面の間の入力ジオポテンシャル高度に対する周囲温度、圧力、密度、音速、および動粘性に関する国際標準大気の値の数学的表現が実装されます。

extended を true または 'on' に設定して、入力ジオポテンシャル高度が -5000 メートルから中間圏界面までの周囲温度、圧力、密度、音速、および動粘性に関する国際標準大気の値の数学的表現を実装します。

入力高さが範囲外の場合の関数の動作。次のいずれかの値として指定されます。

値説明
'None'警告やエラーは表示されません。入力が範囲の下限値より小さい場合、出力は下限値に設定されます。入力が範囲の上限より大きい場合、出力は上限に設定されます。
'Warning'MATLAB® コマンド ウィンドウに、入力された高さが範囲外であることを示す警告が表示されます。
'Error'MATLAB はエラーを表示し、必要な入力の高さが範囲外であることを示します。

依存関係

atmosisa 関数は、 'extended' が 'true' に設定されている場合のアクションを考慮します。

出力引数

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温度は、ケルビン単位で m 行 n 列の配列として返されます。

音速。m 行 n 列の配列として返されます (メートル/秒単位)。この関数は、完全気体の関係を使用して音速を計算します。

圧力は、パスカル単位で m 行 n 列の配列として返されます。

密度は、m 行 n 列の配列として返され、立方メートルあたりのキログラム数で表されます。この関数は、完全気体の関係を使用して密度を計算します。

動粘度。m 行 n 列の配列として返されます (m2/s)。

動粘度は、m 行 n 列の配列として返され、キログラム/メートル秒で表されます。

制限

'extended' 名前値引数を使用して、ジオポテンシャル高度の上限と下限を設定します。

  • 'extended' フラグが 'false' に設定されている場合、関数は出力値をジオポテンシャル高度 0 メートル未満および対流圏界面のジオポテンシャル高度 20,000 メートルを超える範囲でクリップします。

  • 'extended' フラグが 'true' に設定されている場合、関数は実装をジオポテンシャル高度 -5000 メートル (最小) と中間圏界面 84,852 メートル (最大) に制限します。

アクション入力が 'error' の場合、入力ジオポテンシャルの高さがこれらの制限外であるとエラーが発生します。アクション入力が 'warning' または 'none' の場合、出力は制限値に保持されます。

参照

[1] U.S. Standard Atmosphere, 1976. U.S. Government Printing Office, Washington, D.C.

バージョン履歴

R2006b で導入

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参考

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