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Geoid Height

起伏/高さを計算する

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ライブラリ:
Aerospace Blockset / Environment / Gravity

説明

Geoid Height ブロックは、Geopotential model パラメータを使用してジオイド高を計算します。このブロックは、潮汐のないシステム内のポイント値のグリッドからジオイド高を補間します。モデルの次数と順序に指定されたジオポテンシャル モデルを使用します。ジオイドの起伏は WGS84 楕円体を基準としています。

補間方式は極をラップし、これらの場所およびその近くでのジオイド高の計算を可能にします。

制限

このブロックには、選択されたジオポテンシャル モデルの制限があります。

端子

入力

μ (deg) — 測地緯度

スカラー

測地緯度。度単位のスカラーとして指定されます。北緯は正、南緯は負です。入力緯度は、single 型または double 型である必要があります。緯度が -90 から 90 の範囲外の場合、ブロックはそれを範囲内に収めるように折り返します。

データ型: double | single

l (deg) — 経度

スカラー

経度。度単位のスカラーとして指定します。東経は 0 から 360 までの範囲の正の値です。入力経度は、single 型または double 型である必要があります。経度が 0 から 360 の範囲外の場合、 Action for out-of-range input が None または Warning に設定されていると、ブロックはそれを範囲内に収めます。Action for out-of-range input が Error に設定されている場合はラップされません。

データ型: double | single

出力

N — ジオイド高

スカラー

ジオイド高。選択した長さの単位でスカラーとして返されます。データ型は最初の入力の緯度と同じです。

データ型: double | single

パラメーター

単位 — パラメータと出力単位

Metric (MKS) (既定値) | English

パラメータと出力単位は次のように指定します:

単位	高さ
Metric (MKS)	メートル
English	足

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: units

型: 文字ベクトル

値: 'Metric (MKS)' | 'English'

既定の設定: 'Metric (MKS)'

Geopotential model — ジオポテンシャルモデル

EGM96 (既定値) | EGM2008 | カスタム

ジオポテンシャル モデル。次のように指定します。

ジオポテンシャルモデル	説明
EGM96 (Earth)	既定の設定。EGM96 ジオポテンシャル モデルを 360 度および 360 度順序にします。このモデルは、潮汐のないシステムで 15 分間隔のポイント値グリッドを使用します。このブロックは、このモデルのジオイド高を 0.01 m の精度で計算します。
EGM2008 (Earth)	EGM2008 ジオポテンシャル モデル、次数 2159。このモデルは、潮汐のないシステムで 2.5 分間隔のポイント値グリッドを使用します。このブロックは、このモデルのジオイド高を 0.001 m の精度で計算します。 メモ このブロックでは、アドオン エクスプローラーを使用して EGM2008 ジオポテンシャル モデルのジオイド データをダウンロードする必要があります。Get data ボタンをクリックしてアドオン エクスプローラーを起動します。詳細については、aeroDataPackageを参照してください。データがインストールされている場合は、Get data ボタンは表示されません。
Custom	Geopotential mat-file で定義するカスタム ジオポテンシャル モデル。このブロックは、カスタム モデルのジオイド高を 0.01 m の精度で計算します。Custom を選択すると、Geopotential mat-file パラメータが有効になります。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: gtype

型: 文字ベクトル

値: 'EGM96' | 'EGM2008' | 'Custom'

既定の設定: 'Earth'

Geopotential mat-file — ジオポテンシャル MAT ファイル

'geoidegm96grid' (既定値) | MAT ファイル

カスタム ジオポテンシャル モデルを定義する Geopotential MAT ファイル。

依存関係

これを有効にするには、Geopotential model を Custom に設定します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: datafile

型: 文字ベクトル

値: 'geoidegm96grid' | MAT ファイル

既定の設定: 'geoidegm96grid'

データ型 — 入力信号と出力信号のデータ型

double (既定値) | single

入力信号と出力信号のデータ型。double または single として指定されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: dtype

型: 文字ベクトル

値: 'double' | 'single'

既定の設定: 'double'

Action for out-of-range input — 範囲外入力の動作

警告 (既定値) | エラー | なし

範囲外の入力動作（緯度が -90 ～ 90 度外、経度が 0 ～ 360 度外）は、次のように指定します。

Action	説明
なし	何も起こりません。
警告	診断ビューアでの警告。
Error (デフォルト)	MATLAB® が例外を返すと、モデルのシミュレーションが停止します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: action

型: 文字ベクトル

値: 'None' | 'Warning' | 'Error'

既定の設定: 'Warning'

参照

[1] Vallado, David. Fundamentals of Astrodynamics and Applications. New York: McGraw-Hill, 1997.

[2] "Department of Defense World Geodetic System 1984, Its Definition, and Relationship with Local Geodetic Systems." NIMA TR8350.2.

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2010b で導入

参考

WGS84 Gravity Model | Spherical Harmonic Gravity Model

外部の Web サイト

• 測量局