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Delta UT1

国際天文学連合 (IAU) 2000A 参照システムに従って、主要世界時 (UT1) と協定世界時 (UTC) の差を計算します。

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  • Delta UT1 block

ライブラリ:
Aerospace Blockset / Environment / Celestial Phenomena
Aerospace Blockset / Utilities / Axes Transformations

説明

Delta UT1 ブロックは、IAU 2000A 参照システムと地球の方向データに従って、主要な UT1 と UTC の差を計算します。デフォルトでは、このブロックは、国際地球回転・基準系サービス (IERS) データの事前入力されたリストを使用します。このリストには、IERS によって提供された測定データと計算 (予測) データが含まれています。IERS は、事前に決められた日付のセットについてこのデータを測定し、計算します。事前入力されたリストに記載されている日付以降の日付については、Delta UT1 は次の式を使用してデータを計算し、値を +/- .9 に制限します。

UT1-UTC=0.5309-0.00123(MJD-57808)-(UT2-UT1)

端子

入力

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UTC の場合は UT1。修正ユリウス日として指定されます。mjuliandate 関数を使用して、UTC 日付を修正ユリウス日付に変換します。

データ型: double

出力引数

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UT1 と UTC の差。

データ型: double

パラメーター

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MAT ファイルで指定された地球の方向データのカスタム リスト。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: FileName
型: 文字ベクトル
値: 'aeroiersdata.mat' | MAT ファイル
既定の設定: 'aeroiersdata.mat'

範囲外ブロックの動作。次のように指定します。

Action説明

なし

何も起こりません。

警告

診断ビューアに警告が表示されていますが、モデルのシミュレーションは続行されます。

Error (デフォルト)

診断ビューアでエラーが発生し、モデルのシミュレーションが停止します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: action
型: 文字ベクトル
値: 'None' | 'Warning' | 'Error'
既定の設定: 'Warning'

IAU 2000A に準拠した地球方向データを含む Web サイトまたは地球方向データ ファイル。Web サイトのアドレスまたはファイル名として指定されます。

メモ

デフォルト サイトにアクセス中にエラー メッセージが表示される場合は、次のいずれかの代替サイトを使用してください。

  • https://datacenter.iers.org/data/latestVersion/10_FINALS.DATA_IAU2000_V2013_0110.txt

  • ftp://cddis.gsfc.nasa.gov/pub/products/iers/finals2000A.data

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: iersurl
型: 文字ベクトル
値: 'https://maia.usno.navy.mil/ser7/finals2000A.data' | Web サイトのアドレス | ファイル名
既定の設定: 'https://maia.usno.navy.mil/ser7/finals2000A.data'

IERS データ ファイルのフォルダー。文字配列または文字列として指定されます。この関数を実行する前に、書き込み権限を持つ foldername を作成してください。

保存先フォルダに IERS データ ファイルを作成するには、Create ボタンをクリックします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: folder
型: 文字ベクトル
値: 'Current Folder' | フォルダ名
既定の設定: 'Current Folder'

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2017b で導入

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参考

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トピック