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levelcounts

(非推奨) ノミナル配列または順序配列のレベルごとの要素カウント

nominal 配列データ型および ordinal 配列データ型は推奨されません。順序付きおよび順序付けのない離散非数値データを表すには、代わりにcategorical 配列データ型を使用します。

説明

C = levelcounts(A) は、ノミナル配列または順序配列 A の要素の中で A 内の可能なレベルに等しい要素の個数を返します。

  • A がベクトルである場合、C はベクトルになり、A 内のレベル数と同じ個数の要素が格納されます。

  • A が行列の場合、C は列カウントの行列です。

  • A が N 次元配列である場合、levelcounts は大きさが 1 でない最初の次元に作用します。

C = levelcounts(A,dim) は、次元 dim にそって適用されます。

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cell 配列のデータからノミナル配列を作成します。

colors = nominal({'r','b','g';'g','r','b';'b','r','g'},...
                 {'blue','green','red'})
colors = 3x3 nominal
     red        blue      green 
     green      red       blue  
     blue       red       green 

各列で各レベルの観測数をカウントします。

levelcounts(colors)
ans = 3×3

     1     1     1
     1     0     2
     1     2     0

各行で各レベルの観測数をカウントします。

levelcounts(colors,2)
ans = 3×3

     1     1     1
     1     1     1
     1     1     1

あるいは、summary を使用してラベルのあるカウントを表示できます。既定の設定では各列の要素をカウントします。

summary(colors)
     blue       1      1      1 
     green      1      0      2 
     red        1      2      0 

各行の要素もカウントできます。

summary(colors,2)
     blue      green      red 
     1         1          1   
     1         1          1   
     1         1          1   

入力引数

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ノミナル配列または順序配列。nominal または ordinal を使用して作成した nominal または ordinal 配列オブジェクトを指定します。

各レベルのカウントする対象の次元。正の整数値として指定します。たとえば、次元が 1 の場合、levelcounts は各列にカウントを行い、次元が 2 の場合、levelcounts は各行にカウントを行います。

データ型: double | single

バージョン履歴

R2007a で導入