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pagetranspose

ページ単位の転置

R2020b 以降

説明

Y = pagetranspose(X) は N 次元配列 X の各ページに対して非共役転置を適用します。出力 Y(:,:,i) の各ページは、X(:,:,i).' のように、X 内の対応するページを転置することで検出されます。

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3 次元配列 A を作成し、pagetranspose を使用して配列の各ページを転置します。

r = repelem(1:3,3,1);
A = cat(3,r,2*r,3*r)
A = 
A(:,:,1) =

     1     2     3
     1     2     3
     1     2     3


A(:,:,2) =

     2     4     6
     2     4     6
     2     4     6


A(:,:,3) =

     3     6     9
     3     6     9
     3     6     9

B = pagetranspose(A)
B = 
B(:,:,1) =

     1     1     1
     2     2     2
     3     3     3


B(:,:,2) =

     2     2     2
     4     4     4
     6     6     6


B(:,:,3) =

     3     3     3
     6     6     6
     9     9     9

入力引数

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入力配列。多次元配列として指定します。

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | int64 | uint8 | uint16 | uint32 | uint64 | logical | char | string | struct | cell | categorical | datetime | duration | calendarDuration
複素数のサポート: あり

詳細

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配列ページ

pagetranspose のようなページ単位関数は、多次元配列に配置された 2 次元行列を処理します。たとえば 3-D 配列では、配列の 3 番目の次元にある要素は、本のページのようにお互いの上に積み重なるため、一般に "ページ" と呼ばれています。各ページは関数によって処理される行列です。

3-D array with several matrices stacked on top of each other as pages in the third dimension

2 次元行列の集合から、4 次元配列または 5 次元配列のような、より高い次元の配列も作成できます。この場合でも、pagetranspose は配列の基本単位を X(:,:,i,j,k,l) などの処理される 2 次元行列として扱います。

関数 cat は、行列の集合から多次元配列を作成するのに便利です。関数 zeros は、多次元配列を事前に割り当てるのに便利です。

ヒント

  • ページ単位の転置は、配列の最初の 2 次元を permute(X,[2 1 3:ndims(X)]) を使用して並べ替えるのと同じです。

拡張機能

バージョン履歴

R2020b で導入