Polyspace Access™ を使用すると、簡単に解析結果を表示し、チームの共同作業を促進できます。プロジェクトチームのすべてのメンバーが Web インターフェイスから結果を確認したりコメントしたりできるほか、重大度により結果を順位付けすることもできます。
Polyspace Access: チーム メンバー
Polyspace Access では、一連の状況依存型ダッシュボードのほか、関連する調査結果のオンラインレビューを使用できます。ここではチームの各メンバーが、担当するタスクにとって適切なレベルで情報を表示する方法を紹介します。
送信後のワークフロー例
ソフトウェア開発チームのそれぞれのメンバーが、Polyspace Access を使用してプロジェクトのソフトウェア品質を監視する方法を以下のワークフローに示します。
コード解析結果と検証結果を表示し、重大度により順位付けする方法も紹介します。
通常どおりにコードを送信します。自分でアクションを起こさなくても Polyspace 解析が実行されます。
Polyspace 解析が実行されると、開発リーダーの Diane に新規の調査結果があることを知らせるメールが自動送信されます。
自動送信メールが届き、どのプロジェクトに新規の調査結果があるかが通知されます。プロジェクトの [Project Overview] ダッシュボードへの直接リンクがあります。
[Project Overview] ダッシュボードからは、[Run Time Error] ダッシュボードに移動できます。データフローの問題がいくつかあることが分かったので、[Online Review] をクリックし、フィルター処理をしてこれらの問題を含む調査結果のみを表示します。レビュー担当者として、コンテキストを切り替えることなく、調査結果を開発者に割り当てて解決してもらうことができます。
Doug に関係する問題がいくつかあるようなので、Jira チケットを作成して彼に割り当てます。
Diane が作成した Jira チケットを受け取ったので、割り当てられた問題の解決を開始します。チケットには、すぐに問題を確認できる [Online Review] へのリンクがあります。レビュー用のツールを使用して調査します。これは重大な問題なので、重大度を「高」に設定して、[Result Details] ボックスにコメントを書き込めば、私が解決に向けて取り組んでいることを Diane が把握できます。
進捗状況を追跡し、品質メトリクス ダッシュボードを表示して、目標に向かって取り組んでいることを確認します。
トレンドを表示させるため、[Project Overview] ダッシュボードを見ます。全体的な状況を確かめる必要があります。
チームによる作業が完了したら、品質目標が達成されていることを確認して、認証機関へのレポートを作成します。