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webapps-config

Windows、Linux、および macOS システムのコマンドラインから MATLAB Web App Server を設定します

構文

webapps-config get

webapps-config get keyname

webapps-config set keyname val

webapps-config help keyname

説明

webapps-config get は現在の MATLAB^® Web App Server™ 構成を返します。

webapps-config get keyname はキー keyname に関連付けられた値を返します。

webapps-config set keyname val は値 val をキー keyname に割り当てます。

webapps-config help keyname はキー keyname のヘルプを表示します。

例

現在のサーバー構成を取得する

現在のサーバー構成を取得するには、システム コマンド ラインで次のように入力します。

webapps-config get 

                        port: 9988
                   apps_path: C:\ProgramData\MathWorks\webapps\R2025a\apps
                   logs_path: C:\ProgramData\MathWorks\webapps\R2025a\logs
               logging_level: normal
     log_archive_max_size_mb: 50
        log_rotation_size_mb: 10
            maximum_sessions: 63
session_idle_timeout_minutes: 5
     startup_timeout_seconds: 45
                 ssl_enabled: false
        ssl_certificate_file:
        ssl_private_key_file:

特定のキーの設定値を取得する

特定のキーの構成値を取得するには、システム コマンド ラインで次のように入力します。

webapps-config get port

9988

特定のキーの設定値を設定する

特定のキーの構成値を設定するには、システム コマンド ラインで次のように入力します。

webapps-config set port 9999

Successfully changed "port". Changes will be applied the next time the server is started.

ポートが変更されたことを確認します。

webapps-config get port

9999

特定の構成キーのヘルプを取得する

特定の構成キーのヘルプを取得するには、システム コマンド ラインで次のように入力します。

webapps-config help logs_path

Folder where server logs are written

SSL を有効にし、証明書ファイルと秘密鍵ファイルの場所を設定します

SSL を有効にするには、システム コマンド ラインで次のように入力します。

webapps-config set ssl_enabled true
webapps-config set ssl_certificate_file /home/user/my_server_certificate.pem
webapps-config set ssl_private_key_file /home/user/my_private_key.pem

入力引数

keyname — 構成キー

string

キー名	説明
port	サーバーが実行されるポート。
license	ライセンス サーバーのホスト名とポート、またはライセンス ファイルへのパス。
apps_path	Web アプリが含まれるフォルダーへのパス。
logs_path	ログ ファイルが含まれるフォルダーへのパス。
logging_level	ログ記録の粒度レベル。オプションは次のとおりです: 'normal' | 'verbose' | 'minimal'
log_archive_max_size_mb	ログ ディレクトリ内のすべてのログ ファイルの最大サイズ (メガバイト (MB))。
log_rotation_size_mb	別のファイルにロールオーバーされる前のログ ファイルの最大サイズ (メガバイト (MB))。
maximum_sessions	サーバーによって許可されるセッションの最大数。
session_idle_timeout_minutes	アイドル状態のときにセッションを終了するまでのタイムアウト (分)。
startup_timeout_seconds	新しいセッションを開始するときのタイムアウト（秒）。
ssl_enabled	SSL が有効になっているかどうかを確認します。
ssl_certificate_file	SSL 証明書ファイルの場所。
ssl_private_key_file	SSL 秘密鍵ファイルの場所。
start_nolminit	ライセンスマネージャを初期化せずにサーバーを起動できるかどうかを指定します
app_session_full_screen (R2022b 以降)	アプリ セッションを全画面モードで開始するかどうかを指定します。
app_session_show_footer (R2022b 以降)	特定のユーザーにアプリ セッション フッターとログを表示するかどうかを指定します。ユーザーは次のように指定できます: all、authors、none
allowed_frame_ancestors (R2023b 以降)	許可された URL をスペースで区切ってリストし、iFrame HTML 要素内に Web アプリを埋め込むことができる Web サイトを指定します。例: "http://url1 http://url2"
allowed_event_origins (R2023b 以降)	iframe HTML 要素に埋め込まれた Web アプリがデータを受信できる Web サイトを指定します。
vault_storage_path (R2024a 以降)	サーバーによってホストされるシークレットを含むフォルダー。
vault_password (R2024a 以降)	サーバーによってホストされるシークレットを保護するパスワード。

val — 設定値

数値または文字列

キー名	val	既定値
port	ポート番号は 1 から 65535 までの正の整数として指定されます。	9988
license	ライセンス サーバーのホスト名とポート番号、またはライセンス ファイルへのパス。	以下に例を示します。a: 27000@myLicenseServer C:\myLicenses\license.lic C:\myLicenses\license.dat
apps_path	Web アプリが含まれるフォルダーへのパス。文字列として指定します。	Windows® C:\ProgramData\MathWorks\webapps\R2025a\apps Linux® /local/MathWorks/webapps/R2025a/apps macOS /Library/Application Support/MathWorks/webapps/R2025a/apps
logs_path	ログ ファイルが含まれるフォルダーへのパス。文字列として指定します。	Windows C:\ProgramData\MathWorks\webapps\R2025a\logs Linux /local/MathWorks/webapps/R2025a/logs macOS /Library/Application Support/MathWorks/webapps/R2025a/logs
logging_level	ログ記録の粒度レベル。文字列として指定します。オプションは次のとおりです: 'normal' | 'verbose' | 'minimal'	normal
log_archive_max_size_mb	ログ ディレクトリ内のすべてのログ ファイルの最大サイズ (メガバイト (MB))。正の整数で指定します。	50 MB
log_rotation_size_mb	ログ ファイルの最大サイズ (メガバイト (MB))。このサイズを超えると別のファイルにロールオーバーされます。正の整数で指定します。	10 MB
maximum_sessions	サーバーによって許可されるセッションの最大数。正の整数で指定します。	RAM 1 ギガバイト (GB) あたり 1 セッション。
session_idle_timeout_minutes	アイドル状態のときにセッションを終了するまでのタイムアウト (分)。正の整数で指定します。	5
startup_timeout_seconds	新しいセッションを開始するときのタイムアウト（秒）。正の整数で指定します。	45
ssl_enabled	ブール値として指定された SSL が有効になっているかどうかを確認します。	false
ssl_certificate_file	SSL 証明書ファイルの場所。文字列として指定します。
ssl_private_key_file	SSL 秘密鍵ファイルの場所。文字列として指定します。
start_nolminit	ライセンス マネージャーを初期化せずにサーバーを起動できるかどうかを指定します。ブール値として指定します。	false
app_session_full_screen (R2022b 以降)	アプリ セッションを全画面モードで開始するかどうかを指定します。ブール値として指定します。	false
app_session_show_footer (R2022b 以降)	特定のユーザーにアプリ セッション フッターとログを表示するかどうかを指定します。ユーザーは次のように指定できます: all、authors、none	all
allowed_frame_ancestors (R2023b 以降)	許可された URL をスペースで区切ってリストし、iFrame HTML 要素内に Web アプリを埋め込むことができる Web サイトを指定します。例: "http://url1 http://url2"
allowed_event_origins (R2023b 以降)	iframe HTML 要素に埋め込まれた Web アプリがデータを受信できる Web サイトを指定します。
vault_storage_path (R2024a 以降)	サーバーによってホストされるシークレットを含むフォルダー。	Windows C:\ProgramData\MathWorks\webapps\R2025a\config\webapps_private Linux /local/MathWorks/webapps/R2025a/config/webapps_private macOS /Library/Application Support/MathWorks/webapps/R2025a/config/webapps_private
vault_password (R2024a 以降)	サーバーによってホストされるシークレットを保護するパスワード。	webapps-setup が実行されるたびにパスワードがランダムに生成されます。
a To know the difference between license.lic and license.dat files, see MATLAB Answers.

詳細

MATLAB Web App Server コマンドラインスクリプトの場所

コマンドライン スクリプトは、MATLAB Web App Server インストール フォルダー内の script フォルダーにあります。たとえば、R2025a のデフォルトの場所は次のとおりです。

オペレーティング システム	コマンド ライン スクリプトの既定の場所
Windows "(管理者)"	C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Web App Server\R2025a\script
Linux "(sudo)"	/usr/local/MATLAB/MATLAB_Web_App_Server/R2025a/script
macOS (Intel® プロセッサ) (sudo)	/Applications/MATLAB/MATLAB_Web_App_Server/R2025a/script

バージョン履歴

R2020a で導入

参考

webapps-setup | webapps-runtime | webapps-status

トピック

• サービス情報、グループ、およびフォルダの場所
• サーバーログ

外部の Web サイト

• license.lic、license.dat、network.lic、license_info.xml ライセンス ファイルの違いは何ですか?