colon, :
シンボリック ベクトル、配列の添字および for ループの反復を作成
説明
例
数値配列とシンボリック配列の作成
コロン演算子を使用して、数値配列とシンボリック配列を作成します。これらの入力はシンボリック オブジェクトではないため、結果は浮動小数点となります。
1/2:7/2
ans =
0.5000 1.5000 2.5000 3.5000シンボリックな結果を得るためには、入力をシンボリック オブジェクトに変換します。
sym(1/2):sym(7/2)
ans = [ 1/2, 3/2, 5/2, 7/2]
使用するインクリメントを指定します。
sym(1/2):2/3:sym(7/2)
ans = [ 1/2, 7/6, 11/6, 5/2, 19/6]
シンボリック変数のインクリメントの取得
syms x x:x+2
ans = [ x, x + 1, x + 2]
使用するインクリメントを指定します。
syms x x:3/7:x+2
ans = [ x, x + 3/7, x + 6/7, x + 9/7, x + 12/7]
x/3 間隔で x から 2*x までのインクリメントを取得します。
syms x x:x/3:2*x
ans = [ x, (4*x)/3, (5*x)/3, 2*x]
調和級数の積を求める
調和級数の最初の 4 つの項の積を求めます。
syms x
p = sym(1);
for i = x:x+3
p = p*1/i;
end
pp = 1/(x*(x + 1)*(x + 2)*(x + 3))
expand を使用して、完全な多項式を得ることができます。
expand(p)
ans = 1/(x^4 + 6*x^3 + 11*x^2 + 6*x)
subs を使用して、x を 1 に置き換え、積を分数として求めます。
p = subs(p,x,1)
p = 1/24
vpa を使用し、結果を浮動小数点値として返します。
vpa(p)
ans = 0.041666666666666666666666666666667
記述された操作は 1 行のコードで実現できます。
vpa(subs( expand(prod(1./(x:x+3))) ,x,1))
ans = 0.041666666666666666666666666666667
入力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入