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シンボリック演算または数値演算の選択

Symbolic Math Toolbox™ では、シンボリック演算または数値演算を使用して数字を操作します。数値演算は可変精度または倍精度です。次の情報では、シンボリック、可変精度および倍精度の演算を比較しています。

 シンボリック可変精度倍精度
例: sin(π) を求める
a = sym(pi)
sin(a)
a =
pi
ans =
0
b = vpa(pi)
sin(b)
b =
3.1415926535897932384626433832795
ans =
-3.2101083013100396069547145883568e-40
pi
sin(pi)
ans =
    3.1416
ans =
   1.2246e-16
使用した関数symvpa
digits
double
丸め誤差なし。厳密な結果を求めるあり。大きさは使用した精度に左右されるあり。16 桁の精度がある
速度最も低速高速。使用した精度に左右される高速
メモリ使用量最大調整可能。使用した精度に左右される最小

シンボリック演算

既定では、Symbolic Math Toolbox では 1/3sqrt(2)pi などの厳密な値を使用して、厳密なシンボリック計算を行います。

可変精度の演算

vpa を使用した可変精度の演算は、Symbolic Math Toolbox で数値計算を行う場合に推奨される方法です。精度を向上させるには、有効桁数を増やします。計算を高速化し、メモリ使用量を減らすには、有効桁数を減らします

倍精度の演算

倍精度浮動小数点の演算では、MATLAB® における多くの数値計算と同じ精度を使用します。この演算は、Symbolic Math Toolbox を所有していない場合、またはシンボリック入力を受け取らない関数を使用する場合に推奨されます。それ以外の場合は、厳密にシンボリック数および可変精度の演算が推奨されます。値を倍精度で近似する場合は、関数 double を使用します。