ALSA Audio Capture
アドオンが必要: この機能には MATLAB Coder Support Package for NVIDIA Jetson and NVIDIA DRIVE Platforms アドオンが必要です。
ライブラリ:
NVIDIA Jetson and NVIDIA DRIVE /
Audio and Video
説明
ALSA Audio Capture ブロックは、NVIDIA® ハードウェアに接続されたオーディオ入力デバイスからオーディオ データを読み取ります。このブロックは、Advanced Linux Sound Architecture (ALSA) ドライバー フレームワークを使用してオーディオ データを読み取ります。
このブロックは、オーディオ データを N 行 C 列の行列として出力します。ここで、N はオーディオ チャネルあたりのサンプル数であり、C はオーディオ デバイスでサポートされているチャネルの数です。[Samples per frame (N)] パラメーターと [Number of channels (C)] パラメーターに N と C の値をそれぞれ指定します。
メモ
2 つを超えるチャネルをサポートするオーディオ デバイスで ALSA Audio Capture ブロックを使用するには、Audio Toolbox™ のライセンスが必要です。
アルゴリズム
ALSA Audio Capture ブロックと ALSA Audio Playback ブロックを含む Simulink® モデルについて検討します。各サンプル時間で、ALSA Audio Capture はハードウェアのオーディオ入力コネクタに接続されたマイクからステレオ オーディオ データを読み取ります。ブロックはデータを 3 行 2 列の行列として出力します。ALSA Audio Playback ブロックはオーディオの行列を受け入れ、ハードウェアのオーディオ出力ジャックに接続されているヘッドフォンにオーディオを送信します。
ALSA Audio Capture ブロックは、オーディオ チャネルあたりのサンプル数 (N) とサンプリング周波数 (Fs) からサンプル時間 (Ts) を決定します。
Ts = N / Fs
たとえば、N が 4410 サンプル、Fs が 44,100 Hz の場合、ブロックのサンプル時間は 4410/44,100 = 0.1 秒です。
N は [Number of channels (C)] パラメーターで指定されたオーディオ チャネルあたりのサンプル数です。Fs は、[Audio sampling frequency (Hz)] パラメーターで指定されたオーディオ データのサンプリング周波数です。
端子
出力
パラメーター
バージョン履歴
R2021a で導入