スーパーステートでのイベント アクションの使用によるチャートの実行制御
以下の例は、スーパーステートでイベント アクションを使用する方法を示しています。
最初は、チャートはスリープ状態です。ステート A.A1
がアクティブです。イベント E_three
が発生して、チャートを起動します。このイベントは、チャートのルートからチャートの階層の下方向に処理されます。
チャートのルートは、
E_three
の結果、有効な遷移が存在するかどうかをチェックします。有効な遷移は存在しません。ステート
A
の during アクション (durA()
) が実行されて完了します。ステート
A
がon
イベントE_three
アクション (A_one
) の実行を完了します。ステート
A
の子の有効な遷移がチェックされます。有効な遷移は存在しません。ステート
A1
の during アクション (durA1()
) が実行されて完了します。チャートはスリープ状態に戻ります。
このシーケンスは、イベント E_three
に関連する Stateflow® チャートの実行を完了します。