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Three-Phase Source

内部 R-L インピーダンスをもつ三相電源を実装

  • Three-Phase Source block

ライブラリ:
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Sources

説明

Three-Phase Source ブロックは、内部 R-L インピーダンスをもつ平衡三相電圧源を実装します。ブロックは、内部的に接地したりアクセス可能にしたりできる中性接続に Y の 3 つの電圧源を接続します。ソースの内部抵抗およびインダクタンスは、R と L の値を入力して直接指定することも、ソースの誘導性短絡レベルと X/R 比を指定して間接的に指定することもできます。

端子

保存

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ブロックの A 相に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

ブロックの B 相に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

ブロックの C 相に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

ブロックの中性接続に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

依存関係

この端子を有効にするには、[Configuration][Yn] に設定します。

パラメーター

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パラメーター

3 つの内部電圧源の内部接続。ブロック アイコンはソース接続に応じて変化します。

Y

ブロックは、内部中性点非接地に Y の 3 つの電圧源を接続します。

Yn

ブロックは、4 番目の端子を介してアクセスできる中性接続に Y の 3 つの電圧源を接続します。

Yg

既定の設定。ブロックは、内部中性点接地に Y の 3 つの電圧源を接続します。

ソース

各相の内部電圧を指定するオプション。

内部線間電圧 (Vrms)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオフにします。

A 相によって生成される内部電圧の位相角 (度)。3 つの電圧は正相で生成されます。このため、B 相と C 相の内部電圧は、A 相よりそれぞれ 120 度と 240 度遅れます。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオフにします。

A 相、B 相、および C 相の内部線-中性点電圧 (Vrms)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオンにします。

A 相、B 相、および C 相によって生成される内部電圧の位相角 (度)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオンにします。

電源周波数。単位はヘルツ (Hz) です。

インピーダンス

内部 RL インダクタンスをモデル化するかどうか。

誘導性短絡レベルと X/R 比を使用して内部インピーダンスを指定するかどうか。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターをオンにします。

ソースの内部抵抗。単位はオーム (Ω) です。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターと [Specify short-circuit level parameters] パラメーターをオフにします。

ソースの内部インダクタンス。単位はヘンリー (H) です。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターと [Specify short-circuit level parameters] パラメーターをオフにします。

指定された基準電圧における三相誘導性短絡電力。単位はボルト アンペア (VA) です。ブロックは、この値を使用して内部インダクタンス L を計算します。

次の方程式では、誘導性三相短絡電力 Psc (VA)、基準電圧 Vbase (線間 Vrms)、および電源周波数 f (Hz) から内部インダクタンス L (H) を計算します。

L=Vbase2Psc12πf.

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターと [Specify short-circuit level parameters] パラメーターをオンにします。

線間基準電圧 (Vrms)。三相短絡レベルを指定するには、このパラメーターを使用します。既定は 25e3 です。基準電圧は通常、ノミナル電源電圧です。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターと [Specify short-circuit level parameters] パラメーターをオンにします。

ノミナル電源周波数における X/R 比、または内部電源インピーダンスの品質係数。

次の方程式では、指定された周波数におけるソースのリアクタンス X (Ω) と X/R 比から内部抵抗 R (Ω) を計算します。

R=X(X/R)=2πfLX/R.

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Internal] パラメーターと [Specify short-circuit level parameters] パラメーターをオンにします。

電力潮流

powergui ブロックの Load Flow ツールでは、このセクションのパラメーターを使用します。以下の電力潮流パラメーターはモデルの初期化にのみ使用され、ブロック モデルやシミュレーションのパフォーマンスには影響しません。

[Load Flow] タブの構成は、[Generator type] パラメーターで選択したオプションによって異なります。

電圧源の発電機タイプを指定します。

  • swing — 端子電圧の振幅と位相角を制御する発電機を実装します。電圧源端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターと [Swing bus voltage angle] パラメーターで、基準電圧の振幅と角度を指定します。

  • PV — 出力の有効電力 P と電圧の振幅 V を制御する発電機を実装します。ブロックの [Active power generation P] パラメーターで、出力の有効電力 P の値を指定します。電圧源端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで、電圧の振幅 V の値を指定します。このブロックの無効電力の最小値と最大値を制御するには、[Minimum reactive power Qmin] パラメーターと [Maximum reactive power Qmax] パラメーターを使用します。

  • PQ — 出力の有効電力 P と無効電力 Q を制御する発電機を実装します。ブロックの [Active power generation P] パラメーターと [Reactive power generation Q] パラメーターで、それぞれ出力の有効電力 P と無効電力 Q の値を指定します。

ソースによって発電する目的の有効電力。単位はワットです。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] または [PQ] に設定し、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオフにします。

ソースによって発電する目的の無効電力。単位はバールです。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PQ] に設定し、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオフにします。

ソースの各相によって発電する目的の有効電力。単位はワットです。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] または [PQ] に設定し、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオンにします。

ソースの各相によって発電する目的の無効電力。単位はバールです。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PQ] に設定し、[Specify internal voltages for each phase] パラメーターをオンにします。

端子電圧を基準値に維持した状態でソースによって発電できる最小無効電力。この基準電圧は、ソース端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで指定します。既定値は -inf で、この場合、無効電力の出力に下限はありません。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] に設定します。

端子電圧を基準値に維持した状態でソースによって発電できる最大無効電力。この基準電圧は、ソース端子に接続された Load Flow Bus ブロックの [Swing bus or PV bus voltage] パラメーターで指定します。既定値は inf で、この場合、無効電力の出力に上限はありません。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Generator type][PV] に設定します。

拡張機能

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C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入