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Series RLC Branch

直列 RLC 分岐を実装する

  • Series RLC Branch block

ライブラリ:
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Passives

説明

Series RLC Branch ブロックは、単一の抵抗器、インダクター、またはコンデンサ、あるいはそれらの直列結合を実装します。

60 Hz の電力系統に接続された第 5 次高調波フィルター (調整済み周波数 = 300 Hz) の周波数応答を取得します。この例は、power_seriesbranch モデルに提供されています。

この例を開くには、MATLAB® コマンド ウィンドウで、「power_seriesbranch」と入力します。

ラプラス領域のネットワーク インピーダンスは次のとおりです。

Z(s)=V(s)I(s)=LCs2+RCs+1Cs.

インピーダンスの周波数応答を取得するには、システムの状態空間モデル (行列 A、B、C、D) を取得します。

このシステムは、入力が 1 つ (Vsource)、出力が 1 つ (Current Measurement ブロック) のシステムです。

メモ:

Control System Toolbox™ ソフトウェアがインストールされている場合は、関数 bode を使用して、状態空間行列から伝達関数 "Z(s)" を取得できます。

[A,B,C,D] = power_analyze('power_seriesbranch');
freq = logspace(1,4,500);
w = 2*pi*freq;
[Ymag,Yphase] = bode(A,B,C,D,1,w);
% invert Y(s) to get Z(s)
Zmag = 1./Ymag;
Zphase = -Yphase;
subplot(2,1,1)
loglog(freq,Zmag)
grid
title('5th harmonic filter')
xlabel('Frequency, Hz')
ylabel('Impedance Zmag')
subplot(2,1,2)
semilogx(freq,Zphase)
xlabel('Frequency, Hz')
ylabel('phase Z')
grid

Impedance Measurement ブロックおよび Powergui ブロックを使用して、周波数の関数としてインピーダンスをプロットすることもできます。インピーダンスを測定するには、電圧源を切断する必要があります。

端子

保存

すべて展開する

正の端子に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

負の端子に関連付けられた特定用途向けの電気量保存端子。

パラメーター

すべて展開する

分岐に含める要素。"R" 文字は抵抗器を、"L" 文字はインダクターを、"C" 文字はコンデンサを定義します。開回路 (R=0、L=0、C=inf) を定義するには、このパラメーターを [Open circuit] に設定します。ブロック アイコンで既存の要素のみが表示されます。

分岐の抵抗 (オーム)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Branch type] パラメーターを [RLC][R][RL]、または [RC] に設定します。

分岐のインダクタンス (H)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Branch type] パラメーターを [RLC][L][RL]、または [LC] に設定します。

このオプションを選択して、初期インダクター電流を指定します。このパラメーターをクリアした場合、ソフトウェアが定常状態でシミュレーションを開始するために初期インダクター電流を計算します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Branch type] パラメーターを [RLC][L][RL]、または [LC] に設定します。

シミュレーション開始時に使用する初期インダクター電流 (A)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Set the initial inductor current] パラメーターを選択します。

分岐の静電容量 (F)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Branch type] パラメーターを [RLC][C][RC]、または [LC] に設定します。

このオプションを選択して、初期コンデンサ電圧を指定します。このパラメーターをクリアした場合、ソフトウェアが定常状態でシミュレーションを開始するために初期コンデンサ電圧を計算します。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Branch type] パラメーターを [RLC][C][RC]、または [LC] に設定します。

シミュレーション開始時に使用する初期コンデンサ電圧 (V)。

依存関係

このパラメーターを有効にするには、[Set the initial capacitor voltage] パラメーターを選択します。

シミュレーション時に使用する測定

端子にかかる電圧を測定するには、このパラメーターを [Branch voltage] に設定します。

ブロックを流れる電流を測定するには、このパラメーターを [Branch current] に設定します。

端子にかかる電圧およびブロックを流れる電流を測定するには、このパラメーターを [Branch voltage and current] に設定します。

選択した測定値をシミュレーション中に表示するには、モデルに Multimeter ブロックを配置します。Multimeter ブロックの [Available Measurements] リスト ボックスでは、後ろにブロック名が続くラベルで測定値が識別されます。

測定

ラベル

分岐の電圧

Ub:

分岐の電流

Ib:

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入