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AC Current Source
正弦波電流源を実装
ライブラリ
Simscape / Electrical / Specialized Power Systems / Sources
説明
AC Current Source ブロックは、理想的な AC 電流源を実装します。正の電流方向がブロック アイコン内の矢印で示されます。生成される電流 I は次の関係で表されます。
振幅と位相には負の値を指定できます。周波数を 0、位相を 90 度にすると DC 電流源が指定されます。負の周波数は入力できません。その場合はエラーが返され、ブロック アイコンに疑問符が表示されます。最初の 3 つのブロック パラメーターはシミュレーション中にいつでも変更できます。
パラメーター
- Peak amplitude
生成される電流のピーク振幅。単位はアンペア (A) です。既定は
10です。- Phase
位相 (度)。周波数を 0、位相を 90 度に指定すると DC 電流源が実装されます。既定は
0です。- Frequency
電源周波数。単位はヘルツ (Hz) です。既定は
60です。周波数を0、位相を90度に指定すると DC 電流源が実装されます。- Sample time
サンプル周期 (秒)。既定は
0で、連続電源に対応します。- Measurements
既定は
[None]です。AC Current Source ブロックを流れる電流を測定するには[Current]を選択します。選択した測定値をシミュレーション中に表示するには、モデルに Multimeter ブロックを配置します。Multimeter ブロックの [Available Measurements] リスト ボックスでは、後ろにブロック名が続くラベルで測定値が識別されます。
測定
ラベル
電流
Isrc:
例
power_accurrent の例では、2 つの AC Current Source ブロックを並列で使用して、ある抵抗における 2 つの正弦波電流を合計します。
バージョン履歴
R2006a より前に導入