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結果のセクション
[結果とアーティファクト] ペインでテスト ケースの結果をダブルクリックすると、結果のタブが開き、テスト ケースの結果のセクションが表示されます。ベースライン テスト ケースの結果を例として示します。
概要
テスト ケースを選択した場合、[概要] セクションには基本テスト情報とテスト結果が含まれます。シミュレーションの詳細を確認するには、[シミュレーション メタデータ] の矢印を切り替えてセクションを展開します。
結果の項目を選択した場合、[概要] セクションには結果セットの情報が含まれます。これは、その子であるすべてのテスト スイートとテスト ケースに適用されます。
テスト要件
テスト ケースにリンクされたテスト要件の一覧。テスト ケースへの要件のリンクの詳細については、要件を参照してください。
反復設定
反復を使用してテスト ケースを実行している場合、このセクションが結果に表示されます。テスト反復の詳細については、Test Iterationsを参照してください。
エラー
このセクションには、Simulink® 診断ビューアーから取得されたシミュレーションのエラーが表示されます。ここには、テスト ケースやコールバック スクリプトで定義された誤った情報によるエラーも表示されます。コマンド ウィンドウでシミュレーション ログを表示するには、テストを実行する前にコマンド ラインで次のコマンドを入力します。
sltest.testmanager.setpref('ShowSimulationLogs',... 'IncludeOnCommandPrompt',true)
ログ
このセクションには、Simulink 診断ビューアーから取得されたシミュレーションの警告が表示されます。コマンド ウィンドウでシミュレーション ログを表示するには、テストを実行する前にコマンド ラインで次のコマンドを入力します。
sltest.testmanager.setpref('ShowSimulationLogs',... 'IncludeOnCommandPrompt',true)
説明
ここにテスト結果に関するメモを含めることができます。これらのメモは結果と共に保存されます。
バリアント コンフィギュレーションの詳細
このセクションには、テスト中に適用されたバリアント コンフィギュレーションに関する情報が表示されます。適用されたバリアント コンフィギュレーションは、[名前] 列と [説明] 列で特定されます。
[制御変数] テーブルには、適用されたバリアント コンフィギュレーションを構成するバリアント制御変数に関する情報が表示されます。
名前 — 変数の名前
値 — テストに使用された変数の値
バリアントのアクティベーションのタイミング —
バリアントのアクティベーションのタイミング — 変数が
Simulink.VariantControl
オブジェクトの場合、このフィールドにはオブジェクトの ActivationTime プロパティの値が表示されます。ソース — 変数が定義されているデータ ソース
バリアント コンフィギュレーションがテスト ケースまたは反復に対して指定されている場合、このセクションが結果の概要に表示されます。
詳細については、Variant Configurationsを参照してください。
故障設定
テスト ケースまたはテスト反復で使用された故障セットの一覧。故障セットを展開すると、故障を含むモデル要素の名前、各モデル要素のアクティブな故障、および各故障で使用されるトリガーが表示されます。詳細については、Define and Model Faults (Simulink Fault Analyzer) を参照してください。
パラメーター オーバーライド
テスト ケースの [パラメーターのオーバーライド] で指定されたパラメーターのオーバーライドの一覧。パラメーターのオーバーライドが指定されていない場合、このセクションは結果の概要に表示されません。
カバレッジの結果
テストでカバレッジを収集する場合、選択したテスト ケースのカバレッジの結果がこのセクションに表示されます。カバレッジの結果は、テスト ファイル レベルで集計されます。カバレッジの詳細については、Collect Coverage in Testsを参照してください。
カバレッジの結果の集計
結果レベルで、テスト カバレッジ用に解析されたモデルがリストされます。カバレッジ レポートを生成するためのリンクも含まれます。このセクションでは、複雑度および判定と実行の割合もレポートされます。
カバレッジ結果をリンクされた要件にスコープ
カバレッジ結果にすべての実行項目を含めるか、要件に直接リンクされた実行項目のみを含めるかを制御します。選択されていない場合、すべての実行項目がカバレッジ結果に含まれます。選択されていて、結果セットに複数のテスト ケースや反復などの 1 つを超えるシミュレーションが含まれている場合、それらのテスト ケースまたは反復で要件に明示的にリンクされたテストのカバレッジ結果が表示されます。Test Sequence ブロックのステップにリンクされた要件はカバレッジ結果に含まれません。
未達カバレッジのテストを追加
Simulink Design Verifier を使用して未達カバレッジのテストを生成します。既存のテスト ケースに反復を追加するには、[テスト ケース] でテスト ケースの名前を選択します。新しいテスト ケースを作成するには、[<テスト ケースを新規作成>] を選択し、テスト タイプとテスト ファイル名を指定します。モデルのテスト カバレッジの拡大とIncrease Coverage by Generating Test Inputsを参照してください。
適用したカバレッジ フィルター
結果レベルで、[カバレッジの結果の集計] セクションに表示されているカバレッジ結果に適用されたフィルター ファイルがリストされます。