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テスト仕様レポートの生成
テスト仕様レポートは、テスト ケース、テスト スイート、またはテスト ファイルで使用されているテスト設定およびパラメーターのレポートです。これらのレポートは、テスト手順に関する設計レビュー用の情報の収集や、テスト情報のアーカイブとして一般的に使用されます。レポートはテストの実行前または実行後に作成できます。テスト マネージャーを使用してレポートを作成するだけでなく、プログラムでレポートを作成することもできます。例については、sltest.testmanager.TestSpecReport のリファレンス ページを参照してください。
テスト仕様レポートの場合、選択したすべての項目が、テスト ファイル、テスト スイート、またはテスト ケースのいずれか同じ種類でなければなりません。テスト ファイル、テスト スイート、テスト ケースを混在して選択した場合、[テスト仕様レポート] ボタンおよびコンテキスト メニューの [レポートの作成] オプションはグレー表示になります。テスト ファイルを選択すると、レポートにはそのすべてのテスト スイートとテスト ケースが含まれます。テスト スイートを選択すると、レポートにはそのすべてのテスト ケースが含まれます。
この例では、RollAutopilotMdlRef.slx モデルおよびその RollReference_Requirement1_3 テスト ハーネスに対して作成された既存のテスト ファイル (AutopilotTestFile.mldatx) を使用します。
RollAutopilotMdlRef.slxモデルとAutopilotTestFile.mldatxテスト ファイルを含むフォルダーに移動するには、MATLAB® コマンド ラインで「openExample('RollAutopilotMdlRef')」と入力します。テスト マネージャーを開くには、MATLAB コマンド ラインで「
sltest.testmanager.view」と入力します。[開く] をクリックします。
[ファイルを開く] ダイアログ ボックスで、
matlab/examples/simulink/mainフォルダーを開き、AutopilotTestFile.mldatxを選択します。[Requirement 1.3 Test]テスト ケースを強調表示し、[テスト仕様レポート] をクリックします。
[テスト仕様レポートの作成] ダイアログ ボックスで、[タイトル] に
RollAutopilot Model Test Specification Reportを、[作成者] にJohn Smithを指定します。
[レポートに含める] セクションで、すべてのレポート セクションを既定の選択状態のままにします。
出力形式を既定の
[PDF]のままにします。保存するレポートのファイル名を
mynewReport.pdfとして、書き込み可能なフォルダーに指定します。現在の作業フォルダーが書き込み不可の場合は、書き込み可能なフォルダーの絶対パス名を使用します。このレポートでは既定のテスト ケース テンプレートを使用するため、[テスト ケース レポーター] フィールドは空白のままにしておきます。
[作成] をクリックすると、レポートが生成され自動的に開きます。レポートのこれらのイメージは、タイトル ページ、モデルおよびハーネスのイメージ、テスト入力および評価情報を示します。


参考
sltest.testmanager.TestSpecReport