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Simulink モデルから要件への移動

モデル オブジェクトからの移動

モデル オブジェクトからそのオブジェクトに関連付けられている要件に直接移動できます。これらの手順を行うと、外部要件ドキュメントがアプリケーションで開き、該当する要件が強調表示されます。

  1. モデル例を開きます。

    openExample("slvnvdemo_fuelsys_officereq.slx")

  2. fuel rate controller サブシステムを開きます。

  3. リンクされている要件を開くには、Airflow calculation サブシステムを右クリックして、[要件][1. "Mass airflow estimation"] を選択します。

    Microsoft® Word ドキュメント、slvnvdemo_FuelSys_DesignDescription.docx が開き、[2.1 Mass airflow estimation] セクションが選択された状態で表示されます。

メモ

64 ビット版の MATLAB® を実行している場合は、PDF ファイル内の要件に移動すると、ブックマークの位置ではなく、ページ上部でファイルが開きます。

System Requirements ブロックからの移動

モデル階層内の特定のレベルにあるすべての要件を見たい場合があります。そのような場合、System Requirements ブロックを挿入すると、モデルまたはサブシステムのすべての要件リンクを表示できます。System Requirements ブロックには、挿入先のモデルまたはサブシステムに関する要件リンクの一覧が表示されます。そのモデルやサブシステム内に存在するモデル オブジェクトは、モデル階層構造の異なるレベルであるため、これらの要件リンクは表示されません。

次の例では、slvnvdemo_fuelsys_officereq モデルの最上位レベルに System Requirements ブロックを挿入し、そのブロック内のリンクを使って要件に移動しています。

  1. モデル例を開きます。

    openExample("slvnvdemo_fuelsys_officereq.slx")

  2. [カバレッジ] アプリで [モデルの強調表示] を有効にします。

  3. fuel rate controller サブシステムを開きます。

    Airflow calculation サブシステムに要件リンクがあります。

  4. Airflow calculation サブシステムを開きます。

  5. Simulink® ツールストリップで、[ライブラリ ブラウザー] をクリックします。

  6. [ライブラリ] ツリー ビューで、[Requirements Toolbox] を選択します。

    このライブラリには System Requirements ブロックしか入っていません。

  7. System Requirements ブロックをドラッグして Airflow calculation サブシステムに入れます。

    RMI ソフトウェアはそのサブシステムの要件リンクをすべて収集し、System Requirements ブロックに表示します。

  8. System Requirements ブロックで、[1."Mass airflow subsystem"] をダブルクリックします。

    Microsoft Word ドキュメント、slvnvdemo_FuelSys_DesignDescription.docx が開き、[2.1 Mass airflow estimation] セクションが選択された状態で表示されます。