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slvnvharnessopts

slvnvmakeharness の既定のオプションの生成

説明

harnessopts = slvnvharnessopts は、slvnvmakeharness を実行するための既定の構成を生成します。

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この例では、カバレッジ ハーネスにハーネス オプションを設定する方法を説明します。

open_system を使用してモデルを開きます。

open_system('slvnvdemo_counter')

slvnvharnessopts を使用してハーネス オプション オブジェクトを作成します。

harnessOpts = slvnvharnessopts
harnessOpts = 

  struct with fields:

    harnessFilePath: ''
    modelRefHarness: 1
    usedSignalsOnly: 0
      harnessSource: 'Signal Editor'

harnessOpts を使用し、slvnvmakeharness を使用してハーネス ファイルを作成します。

harnessFile = slvnvmakeharness('slvnvdemo_counter', ...
              '', harnessOpts);

出力引数

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既定のハーネス オプション。構造体として返されます。構造体 harnessopts には、以下のフィールドが含まれます。値を指定しない場合、既定値が使用されます。

フィールド説明
harnessFilePath

ハーネス モデルを作成するファイル パスを指定します。無効なパスが指定された場合、slvnvmakeharness はハーネス モデルを保存しませんが、そのハーネス モデルを作成して開きます。このオプションを指定しない場合、slvnvmakeharness は新しいハーネス モデルを生成し、それを MATLAB® の現在のフォルダーに保存します。

既定の設定: ''

modelRefHarness

model を含むテスト ハーネス モデルを Model ブロックに生成します。false の場合、テスト ハーネス モデルには model のコピーが含まれます。

既定の設定: true

usedSignalsOnly

true の場合、ハーネス モデルの Signal Editor ブロックがもつ信号は、モデルの入力信号のみとなります。入力信号を検出するには Simulink® Design Verifier™ ソフトウェアが必要であり、model はそのソフトウェアと互換性がなければなりません。

既定の設定: false

バージョン履歴

R2010b で導入