説明的ではないブロック名のメトリクス

メトリクス ID

メトリクス ID: mathworks.metrics.DescriptiveBlockNames

説明

メトリクス タイプ:可読性

モデル アドバイザー チェック ID: mathworks.metricchecks.DescriptiveBlockNames

説明的ではない Inport、Outport、および Subsystem ブロック名を判別するには、このメトリクスを実行します。既定の名前に整数が追加されたものが、説明的ではないブロック名です。結果では、モデルとサブシステムのレベルで説明的ではないブロック名が示されます。

このメトリクスは Simulink^® Check™ で使用できます。このメトリクスのデータを収集するには、メトリクス識別子 mathworks.metrics.DescriptiveBlockNames を指定して getMetrics を使用します。

slmetric.metric.AggregationMode プロパティ設定は Sum です。

計算の詳細

メトリクス:

• ライブラリ モデルでは動作しません。

• マスク サブシステムの内容を解析します。

• 指定されている場合、ライブラリにリンクされたブロックまたは参照モデルの内容を解析します。

収集

モデル アドバイザーを使用してこのメトリクスの結果を収集するには、[タスク別]、[モデル メトリクス]、[可読性メトリクス] と移動し、[説明的ではないブロック名のメトリクス] チェックを実行します。モデル アドバイザー チェックでは、モデルまたはサブシステムの説明的ではない Inport、Outport、および Subsystem ブロック名の数が表示されます。このチェックでは、ブロックの各タイプの結果は別個に表示されません。このチェックでは参照モデルは解析されず、集計結果も返されません。

結果

このメトリクスでは、slmetric.metric.Result のインスタンスで以下の結果が示されます。

• Value:説明的ではない Inport、Outport、および Subsystem ブロック名の数。

• AggregatedValue:コンポーネントおよびそのサブコンポーネントの説明的ではない Inport、Outport、および Subsystem ブロック名の数。

• Measures:以下が含まれている 1 次元ベクトル:

  • Inport ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Inport ブロックの数

  • Outport ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Outport ブロックの数

  • Subsystem ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Subsystem ブロックの数

• AggregatedMeasures:以下の合計が含まれている 1 次元ベクトル:

  • Inport ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Inport ブロックの数

  • Outport ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Outport ブロックの数

  • Subsystem ブロックの総数

  • 説明的ではない名前の Subsystem ブロックの数

参考

モデル メトリクス

トピック

• プログラムによるモデル メトリクスの収集