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クローン検出からのコンポーネントの除外

モデルの開発にかかる時間を短縮するため、クローン検出解析の範囲を限定して、Subsystem ブロックおよび Model ブロックをクローン検出から除外できます。サブシステムまたは参照モデルを除外するには、サブシステムまたは参照モデルを右クリックし、[モデリング クローンの特定]、[サブシステムとそのコンテンツ]、[除外対象に追加] を選択します。

対象外とする Subsystem ブロックまたは Model ブロックを指定すると、クローン検出器アプリは解析時に対象外指定情報を使用してブロックを除外します。既定では、対象外指定情報はモデルの SLX ファイルに保存されます。あるいは、この情報を別の対象外指定ファイルに保存することもできます。クローン検出対象外指定エディターは、別のフォルダーが指定された場合を除き、対象外指定ファイルを現在のフォルダーに保存します。

対象外指定ファイルを作成してモデルを保存する場合、対象外指定ファイルをモデルに付加します。モデルを開くたびに、対象外指定ファイルで指定されたブロックが解析で除外されます。

モデルの対象外指定情報を表示するには、Subsystem ブロックまたは Model ブロックを右クリックし、[モデリング クローンの特定]、[クローン検出対象外指定エディターを開く] を選択します。検出から除外するサブシステムまたは参照モデルごとに、[根拠] フィールドを使用してブロックを除外する理由を入力できます。

クローン検出対象外指定エディターでは以下のプロパティも選択できます。

  • モデル参照の除外 -モデル参照を除外します。

  • ライブラリ リンクの除外 - 外部ライブラリ リンクであるサブシステムを除外します。

  • 非アクティブ領域とコメントアウト領域の除外 - バリアント サブシステムなど、シミュレーション時に非アクティブなモデリング サブシステムを除外します。

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